概要
ベガ星連合軍の支配者であるベガ大王が座乗する宇宙船、つまりベガ星連合軍の総旗艦となる。
外観は明るい灰色の巨大な葉巻型UFO。横倒しにした樽のようにも見えるが。
大きさは不明だが、第74話におけるグレンダイザーとの対比を見る限り、マザーバーンと大差ないか、それ以下。
艦体上部にあるマザーバーンの中央タワーようなデザインの構造物は、ベガ大王が指揮を執る艦橋と思われる。そのタワー頂上部から船体全部を覆うほどのバリヤーを発生させる。
またベガトロンレーザー砲である船首の突起からは巨大なビームを発射する。
劇中の活躍
初登場はTVアニメ第52話「ベガ大王軍団大移動!」。
衛星ゼータ4号におけるベガトロン鉱山の事故でベガ星が滅んだため、移民団を率いて地球に向かった。
終盤の最終決戦ではスカルムーン基地を自爆させて自ら退路を断ったうえで、多くのミディフォーを従えて地球に進軍する。グレンダイザーとコズモスペシャルの襲撃を受けた際には、ミディフォー部隊を囮にして煙幕に隠れて地球に向かうが、デュークに発見されて総攻撃にさらされる。最期は大気圏内で(自爆して?)死の灰を降らせて地球を道連れにしようとするが、ダイザーチームの猛攻の前に果たせずベガ大王もろとも轟沈した。
派生作品
スーパーロボット大戦シリーズ
ベガ大王御座艦であるためか、スーパーロボット大戦シリーズでも敵勢力としてベガ星連合軍とベガ大王が登場する作品にしか出てこない。
初登場は『スーパーロボット大戦COMPACT2』。他にはIMPACT、A、MX、Zに出演。
原作通り、艦首装備の巨大ベガトロンビームを主武装とする他、近接防御用の対空レーザー(もしくは連装レーザー)を使う。
作品によっては巨大ベガトロンビーム砲がMAP兵器として装備されていることもある。
UFOロボグレンダイザー たとえ我が命つきるとも
ゲーム版では序盤ステージであるフリード星の上空に浮かんでいるのが見える。
フリード星脱出時のスベイザーモード(3Dシューティングゲーム)では画面上に出てくるが直接交戦はしない。しかし最終ステージではゴーマン大尉が乗ってくるという形で再登場、スペイザーモードで艦内に突入して戦うことになる。
本作ではベガ大王の専用艦ではなく、ゲーム内の画面では少なくとも同型艦が2隻確認できており、親衛隊が使用しているらしい。