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概要


CV:宇乃音亜季


人類軍アルゴス小隊所属のファフナーパイロット。


人物像


本来は「フェストゥムを口説きかねない」(完全長尺版より)と同僚から言われるほど大らかな性格の女性。しかし、ハワイでの戦闘で仲間が次々とディアブロ型に同化され、デルフィネ型に串刺しにされる様を目の当たりにし、挙句の果てに自分達ごと吹っ飛ばすために交戦規定αによって核を撃ち込まれたアザゼル型(ロードランナー)がさしたるダメージを受けていない様を見て「あたしら(人間)じゃ勝てない」と絶望し、心が壊れる。


ハワイでの戦いを生き延びて以後はアルゴス小隊に配属となり「人を撃つ」汚れ仕事も嬉々として行うようになる。


15話では広登の焼け残った遺体の一部が収められたクーラーボックスの上に肘を付いて乗りかかり、一気に視聴者のヘイトを集めた。


一方で、仲間を思う気持は強くダスティンに対しては「一人で背負わなくていい」など気遣ったり、真矢に仲間を撃墜され激昂する場面も見られ、ビリーがペルセウス中隊にいると分かった後は、苦悩するダスティンに「ビリーだけ助けて後は始末すればいい」と(交戦規定αを無視し、自分も協力することを匂わせて)ビリーのみの救出を持ちかけている。


ブーメラン発言


彼女の印象をより強くしているのが作中における数々のブーメラン発言である。


①自分達も「交戦規定α」という大義名分によって、散々人殺しをしているにもかかわらず、真矢を「人殺し野郎」「死神」などと罵る。


②22話では捕虜になった真矢を(男性兵士がいるにもかかわらずその場で着替えるように命じて)全裸にした上、(フェストゥム因子が移植されていることを指して)「いつ金色に光るんだい」と憎悪と侮蔑を込めて揶揄する。


一騎由来のマカベ因子(=フェストゥム因子)を取り込んでいる時点で「お前が言うな」という話である。


結末


23話で基地から脱出し、へスターと直談判しようとした真矢を発見、「近づいたら撃つ」と警告されるが、「なめやがって!」と激昂、直後に仲間を撃破され、前述の通り、「人殺し野郎!」とブーメラン感満載の叫びを上げつつ、真矢と交戦するも呆気なく撃墜される。


しかし、命は取り留め、真矢に対して憎しみを募らせる。海神島侵攻時にはビリーと共にマークジーベンに組み付き、フェンリルによって自爆しようとするが、ハッキングによって一旦は阻止される。が、その後、コクピットから出て、ハッキングのケーブルを射撃によって切断、フェンリルを再起動するも、直後に振り払われ、哄笑を上げながら機外へ落下、自機のフェンリル解放に巻き込まれて戦死した。

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