cv:平松晶子(PCE版)皆口裕子(PS版)佐倉綾音( PS4・Switch・ラングリッサーモバイル)
概要
僧侶修行のため巡礼を兼ねて旅をしている少女。道中シカ族(蛮族)に襲われていた所をレディン(主人公)に助けられ、サルラスの街に無事送り届けられた後、死霊の森でゲル(スライム)相手に苦戦していた一行の下へと駆けつける。以後レディン一行に加わり、苦難を共にしていく。
去就
オリジナル版、及びPS4/Switch版A・Bルートのエンディングではレディンと結婚し王妃となったことが語られる。
ラングリッサーⅡの主人公エルウィンはレディンとクリスの子孫であることが明確にされており、物語の正史がこれであることは疑いない。
リメイク版の上記以外のルートでは闇の軍勢にさらわれたのち人間の手によって殺されたり(余談だが、これが原因でレディンが「人間は敵だー」とトチ狂う)、また別のルートでは別の理由でトチ狂ったレディンの手によって討たれたり(見逃される展開も一応あるが、最終面で結局殺される)とロクな目にあわない。
が、ある意味一番悲惨なのはバルディア(レディンの父、ひいてはレディンが治める王国)と、当初そこを侵略してきたダルシス帝国が和解・同盟するルートで、このルートではレディンが正気で自身も普通に生存するにもかかわらず、この人が正史ルートでの婿とくっつかないせいかレディンがこっちとくっついた挙句、自身は市井で孤児院を経営してひっそりと暮らすこととなる。
……まぁ、元の出自が巡礼僧であることを考えれば王妃まで登りつめる正史ルートの方が望外であるともいえるし、悲惨とは言っても次作のヒロインの正史ルート以外に比べればナンボもマシなのも確かだが。