概要
『風の谷のナウシカ』に登場するクロトワとクシャナのカップリング。
厳格な主人と従者による主従カップルである。
考察
原作版
原作版では、クロトワはヴ王から「秘石」の入手とクシャナの監視・抹殺を命じられていた。しかし、紆余曲折をへて最終的にクシャナに寝返った。その後は有能な右腕として行動を共にしている。
クロトワがクシャナを蟲の急襲やトルメキアの第3皇子(クシャナの兄)から助けたり、クロトワが重傷を負った際には、逆にクシャナに庇われて一命をとりとめるなど、クシャナとクロトワは一種の相互補完的な関係になっている。
ちなみに、クロトワは(心の声で)クシャナについて「いい匂い」と感じている描写があるため、恋愛対象に入っていた可能性がある。
映画版
映画版では、終始主君とその部下という関係であり、クロトワが帰還したクシャナを見て、長年仕えたクシャナの初めて見る表情に戸惑っていた場面があったが、あくまで主従関係でしかなかった。
しかし、クロトワはクシャナのことを「かわいくなっちゃって」と言っている場面があるため、こちらでも恋愛対象に入っていた可能性がある。