クー(ハワイ神話)

くー

ハワイ神話の伝承に伝わる四大神の一柱である軍神。

概要

ハワイ神話に登場する四大神の1柱である戦いの神。

山や森、海の神でもあり、月の女神・ヒナとは夫婦とされ、ロノやカーネと共に世界と人間を創造したとされ、昇る太陽と男性の象徴にして午前を支配し、ヒナと共に天地を治めているバランスを司る神であるともいわれる。

また、クーにはカヌー作りを司るクー・アラナ・ワオや猟師の神クー・ウラ、農業の神クー・クリア・クー・ケオロワルといったそれぞれの分野に置いて29の化身を持っている。

中でもハワイを統一したカメハメハ大王が最高神として信仰していた土地を奪い取る猛々しい戦神クー・カイリモクが最も有名で、祭祀の際に人身御供も行われていたという。

関連タグ

ロノ　カーネ　カナロア

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