概要
ナインが様々な世界の技術を学び、他のメカニック達と協議し、主人公の意見を先読みしてヴァングレイのコンセプトだった高機動と高火力の内、スーパーロボット(例:グレートマイトガインやゲッターロボ)同様に高火力を重視して再設計された。
原型機であるヴァングレイの面影はほぼなく、顔は口のある人間的なものになっている。また、マッシブながらすらりと伸びた四肢も特徴的(ロボット大図鑑によればモチーフはナインの理想の男性像)。
モニターは全天周囲モニター式でコクピットは単座仕様。(これはヴァングレイも同様)。制御系はヴァングレイ以上にギリギリのバランスで成り立っているのでナインが後ろに乗り込み、操縦をサポートする。この際、「大切な人と一緒に乗り込む」為、ナインの能力が向上しており、本来想定されていた機体性能を超えた能力を発揮している。
特筆すべきは「空を走る」という独特の飛行方法で、足元に適時フィールドを形成することで空中や宇宙での「走行」を可能としている。
武装は二挺の拳銃「超電磁加速銃『金剛』」や後ろ腰に収納している大口径砲「大口径陽電子収束砲「轟雷」」。
必殺技は胸部砲身を展開し巨大な反陽子の塊を生成、空を走って勢いをつけて蹴り飛ばすアンチプロトン・スマッシャー改め「反陽子衝撃砲『黒陽』」。
これに加えて「轟雷」を胸部に接続して反陽子エネルギーを照射するための「決戦砲撃形態『煌牙』」が存在する。
主人公機であるため総司・千歳のどちらの機体にもなりうるが、公式からは基本的に千歳の機体として扱われている。
ゲームのユニットとして
第34話の質問でパワータイプを選ぶとこちらになる。引き続き全武装射撃扱いになっている為、強化前と育成方針を大きく変える必要は無い。
もう一方とと比べるとHP・装甲・火力に優れ、運動性も決して低くはない。ただしMAP兵器は無し。ユニットサイズが1ランク大型化する分、見た目の数値以上に火力と打たれ強さが強化されるが、回避性能はやや落ちる。
最大の違いは、乗り換え当初からバリア貫通サイズ差補正無視の、ボスキラー向けの武器が使える事。燃費が悪めなのでこの点はフォローしたい。
どちらを選ぶかは戦術次第だが、今回は大型のスーパー系ユニットが不足気味なので、その穴を埋めるにはこちらが適している。
『Bセーブ』や『Eセーブ』を取得させていた場合、加入当初はEN制ばかりだが、終盤に弾数制の最強武装が追加されるので、どちらも引き続き活用できる。その武装のグラフィックは接近して格闘→無線誘導兵器で動きを封じる→轟雷で使用した大口径砲を胸部砲身に連結し最大出力で発射。パワー型とは思えないほどのスピーディーな連続攻撃となっている。
関連項目
スーパーロボット大戦V 叢雲総司 如月千歳 ナイン(スパロボV) 清水栄一
スーパーロボット大戦T…シークレットシナリオ限定でスポット参戦する。その時のパイロットはチトセ。