CV:山本希望
人物像
黒いゴスロリ風の衣装が特徴。
ソウジの事は「キャップ」、チトセの事は「姉さん」と呼ぶ。(それぞれ主人公にした場合のみ)
その正体は、主人公機のヴァングレイに搭載されているOS『システム99』が人型になった姿。
円滑にコミュニケーションや情報収集が行えるよう、少女姿のアンドロイドとしてボディを製造した。
同じAI繋がりで、人間的情緒を獲得しているアーバレストのOS「アル」や
超AIを持つ「勇者特急隊」の面々とも交流を深め、彼らとの友情を築いている。
一方で、感情豊かな面が傷になり、情緒不安定な事態に陥る事もある。泣き出したり激昂するなど、感情を爆発させる一面も持つ。
インターミッションで行ける「ファクトリー」では彼女が戦闘で経験した事を糧にTacPを獲得出来たり
強力な効果を持つ限定強化パーツを購入することが可能。
更にエースパイロットとなったキャラへお祝いコメントもくれる。
一部のキャラへのコメントでは、更にそこから『愛』について聞き出そうとしているが…
余談
- 彼女を演じる山本希望氏はスパロボシリーズに初参加となる。
- ストーリー中盤でサブパイロットになった際の精神コマンドに中の人ネタで入れたと思われる希望(指定した味方ユニットのHPを50%回復、状態異常を解除し努力と幸運がかかる)がある。
関連項目
叢雲総司 如月千歳 ヴェルターブ・テックスト シャルロッテ・ヘイスティング
~この先には『スーパーロボット大戦V』のネタバレを含みます~
正体
ヤマトの旅は平行世界の争乱へと巻き込まれ、道中『ガーディム』と名乗る謎の組織からも狙われる中、ナインが(他のメカニック達と協議の元に)ヴァングレイの後継機を作り上げたことでとある真実が明らかになる。
実はOSだと思われていたナイン自身がヴァングレイを建造していた。
彼女の正体は月面特殊戦略研究所で「ERS-100」と呼ばれていた地球再生システム(Earth Regeneration System-100)。不完全であるため「100」から1を引いて「99」を名乗っている。
本来は機体の制御OSではなく自立学習型の万能工作システムとも言うべきもので、資材さえあればガミラスの攻撃で滅びかけていた地球を救えるだけのシステムすら生み出す可能性もあったとされる。
月から地球へ運ばれて来る過程で総司から話を聞き、地球に来た後は千歳からも話も聞いたことで人間に興味を持つようになり、自分たちを守るために第三特殊戦略研究所の資材を用いてヴァングレイを造り上げた。しかし、ただ地球にいても人類の滅亡を待つしかない状況だったことから、総司と千歳をヤマトに乗船させるためにシステムをクラックして偽の命令書を発行させたのも彼女であった。
~さらなるネタバレ~
三つのの平行世界を救うに集ったスーパーロボット軍団及び宇宙戦艦らによって結成された『地球艦隊・天駆』とガミラスの戦い、さらにインベーダー・ELSさらには戦艦ヤマト・及びナインを追ってガーディムも出現し大マゼラン銀河の戦いも激化。
そんな中、ガミラスの総統デスラーとガーディムが相まみえたことで彼らの正体が、そしてナインはガーディムにとって重要な存在だったことが明らかになる。
数千年前、大マゼランで激しい覇権争いをしていた星間国家はイスカンダルの他にもうひとつ存在し、それが『超文明ガーディム』である。
しかし、波動エネルギーを用いた兵器を保有するイスカンダルの戦力に徐々に押され気味となり滅亡、大マゼラン銀河の歴史から消えていき、その後台頭した星間国家が大ガミラス帝星であった。それゆえ彼らのことを存じていたのは総統デスラーや突如消息をたった「さまよえるガーディム第8艦隊」の伝説を知るユリーシャら少数しかいない。
天の川銀河へ逃れてきた彼らの生き残りが地球に持ち込んだ文明再建システム・ネバンリンナの端末『スレイブナンバー・2044』それがナインであった。ガーディムの面々がナインを追っていたのも、彼女が持つ『人間』のデータをもってネバンリンナを完成させ地球を新たなガーディムの母星へ作り変えようと画策していたからである。
海が干上がったことでガーディム人の居住区が見つかり、そこで発見されたベースとなるシステムが巡り巡って月面で研究されていた(と主人公は推察している)。
ガーディム不在の大マゼランで覇権を振るう大ガミラス帝星を『矯正』するべく第8艦隊がガミラス本星を襲撃するが天駆の面々に敗北。
ナインも仲間らと共に地球を救うことを選ぶのであった。
真の関連項目
AG…Zシリーズでの同じポジションのキャラ。ストーリーの根底に関わる秘密を持っていた件も共通している。…ちなみに、中の人の同じキャラクターがコラボイベントでZシリーズに登場する機体をあてがわれたことがあったりする。
??????…※スーパーロボット大戦V最大のネタバレ注意
思いがけない再登場
事件後、無事にエンディングを迎えたが、後に発売された発売されたスーパーロボット大戦Tの隠しシナリオにおいてまさかのゲスト出演を果たす。
本作ではVの設定を考慮されている点を生かして肉体を2つに分けたということになっておりそのため総司と千歳2人ともグランヴァングとヴァングネクスを使用する(一応配慮を考え総司がヴァングネクスを千歳がグランヴァングに乗りナインがサブパイロットに回っている)
あくまでゲスト出演と思われたが、その後配信されたエキスパンション・シナリオで正式参戦を果たし同タイミングで登場された作品と共に復活した敵達と戦う。