ヤッホー、ごきげんよう指揮官、Gクラス駆逐艦のグレンヴィルよ!
私が着任したからにはもう指揮官は安心してよし!なーんて、冗談よ♪
ま、お互い仲良くしましょう?
プロフィール
レアリティ | SR |
---|---|
所属 | アズールレーン・ロイヤル |
艦種 | 駆逐艦 |
艦級 | G級嚮導艦 |
イラストレーター | りいちゅ |
CV | 木村珠莉 |
入手手段 | 特別補給;演習ショップ |
自己紹介 | ロイヤルGクラス駆逐艦のグレンヴィルよ。嚮導駆逐艦、そして駆逐艦隊の旗艦も務めたの。まあそこまで長くは戦えてなかったのかな。それと言わなきゃならないことだけど、私、水雷はちょっと苦手だよね...... |
公式紹介文 | 「これでも嚮導駆逐艦だからねっ!」なG級駆逐艦。ロイヤルレディに憧れるも少し大雑把な性格で、ドジも笑い飛ばす元気印がトレードマーク。 |
好きなもの・こと | グリフォンちゃん、弟子(?)たち |
苦手なもの・こと | ロイヤル作法、薄味の料理 |
一人称 | 私 |
趣味 | 必殺技考案(?) |
特技 | Gクラスの必殺技シリーズ |
概要
ゲーム『アズールレーン』に登場するKAN-SEN(キャラクター)のひとり。
イベント『凛冽なりし冬の王冠』が2019年1月に復刻開催された際、イベントポイントで回すボックスガチャの報酬として実装された。
2024年1月現在は「特別補給」の演習ショップから、戦果8,000ポイントと交換できる。ショップに来てくれるかはランダムなので、戦果を貯めつつ気長に待とう。
キャラクター像
容姿
紫とピンクのグラデーションがかかった長髪をサイドテールに結んでおり、大きな瞳が印象的な少女。傍らにグリフォンに似た謎の生物を引き連れているが、これは史実でグレンヴィルの艦章がグリフォンを模したものであったことから。
......が、最大のポイントは、その露出度の高い服装ゆえに嫌でも目に飛び込む重厚な胸部装甲とふとももである。多くの指揮官は「お前のような駆逐艦がいるか」と初見で思ったに違いない。
ぶっちゃけて言えば大半は担当イラストレーターのりいちゅ氏のせいである。なおりいちゅ氏は同人誌で「グラマラスという指定だったからこうなった」としたうえで「初期案ではもっと大きかった」とぶっちゃけている。けしからん。
性格
嚮導駆逐艦(=部隊のリーダー)であった史実を踏まえてか、底抜けに明るく、とにかく指揮官に対してフレンドリー。好感度がまだあまり高くない状態でも明るく話しかけてくれる。
「ロイヤルレディを目指しているが、性格が大雑把」とのことで、紅茶を淹れてみたり、料理に挑戦したりするものの、性格ゆえに失敗も多いことがうかがえる。ちなみに憧れのロイヤルレディはフッド。
巡洋戦艦のお姉さんに憧れているとにかく明るくて失望状態でも指揮官を見放さないグラマラスな駆逐艦......気のせいだろう。
性能
典型的な低耐久・高回避のロイヤル駆逐艦。
素のステータスは姉妹艦のグローウォームとほぼ同じ。ただし嚮導艦補正か、耐久値はやや高くなっている。
スキル
- 砲術指揮・駆逐艦(支援)
戦闘中、駆逐艦の火力値が5.0%(MAX15.0%)アップ。同じ種類のスキルの効果は重複しない |
同スキル持ちではシムスがいるが差別化は容易だろう。
クイーン・エリザベスのバフも合わせればロイヤル駆逐艦としては砲撃戦にかなり強くなる。
またル・テメレール、ルピニャートといつもの3人で組むのもよい。二人とも砲撃寄りなので上手く噛み合う。
- 緊急回避(防御)
20秒毎15.0%(30.0%)で発動。6秒間、自身が全ての攻撃を回避する |
ロイヤル駆逐艦ではよく搭載されている汎用スキル。発動確率が不安定だが、低めの耐久値を補える。
- 全弾発射-G級
自身の主砲で15回(10回)攻撃する度に、全弾発射-G級I(II)を行う |
通常弾を3発ずつ4回、真正面に飛ばす。
名前は汎用となっているが、グローウォームは固有の全弾発射を持ち、他のG級の姉妹艦は実装されていないため事実上の固有スキルとなっている。
史実解説
モチーフになったのは、イギリス海軍のG級駆逐艦「グレンヴィル」(HMS Grenville, H03)。
1934年9月29日起工、1935年8月15日進水、1936年7月1日就役。
艦名は16世紀のエリザベス朝時代に活躍したイギリスのリチャード・グレンヴィル海軍中将(1542-1591)にちなみ、本艦はその名を持つものとしては3代目。
就役後、グレンヴィルは地中海艦隊麾下の第1駆逐戦隊を率いて、スペイン内戦下にあった地中海西部で活動。オーバーホールののち、第二次世界大戦がはじまると再び地中海に展開する。
その後、1939年10月にグレートブリテン島西部の大西洋海域を防衛するウェスタンアプローチ管区(「管区」は日本で言う鎮守府にあたる組織)に転属となる。11月に同部隊の姉妹艦「グレネード」と衝突事故を起こし、12月まで修理に入った。
修理を終えたグレンヴィルは部隊に復帰し、北海を通過する敵艦の哨戒にあたっていたが、翌1940年1月19日、帰還途上にロンドン東方沖でドイツ軍が敷設した機雷に当たり沈没した。
嚮導艦とは
嚮導艦(きょうどうかん)は駆逐艦隊の指揮にあたる艦で、多くの場合旗艦も兼ねている。
従来は小型の巡洋艦がこの任務を行っていたのだが、20世紀に入ると駆逐艦の性能向上に伴い、巡洋艦では遅すぎて駆逐艦に置いて行かれるようになってしまった。かといって、従来の駆逐艦では設備がないので指揮がとれない。
そこで、駆逐艦を大きめにして作戦室や無線室など艦隊指揮官用の旗艦設備を増設し、嚮導艦の機能を持たせた「嚮導駆逐艦」が誕生することになる。
やがて主に通信技術の進歩により、専門で指揮をとる艦艇が必要なくなると嚮導艦の概念自体がなくなるのだが、それはまた別の話。
アメリカや日本は軽巡洋艦が嚮導艦を務めた一方、イギリス海軍ではこの嚮導駆逐艦が用いられ、アドミラルティV級以降I級に至るまで、各級に少なくとも1隻は嚮導艦仕様の艦が建造された。
グレンヴィルはそのうち、G級の嚮導艦にあたる。嚮導艦の任を果たすため、排水量をおよそ100トン拡大して機関出力も強化。さらに通常は主砲の45口径12cm砲を4基搭載するところ、グレンヴィルは5基を搭載した。一方で「グローウォーム」に搭載された5連装魚雷発射管の採用は見送られている。
余談
またしても...というべきか、りいちゅ氏による彼女が主人公の同人誌が発売されている(記事メイン画像はその表紙)。こちらも電子版が入手できるためお手に取ってみてはいかがだろうか。
また彼女の水着スキンの妄想が投下され、指揮官たちを大いに沸かせた。
残念ながら2024年1月現在でも実装はされていないが、過去にル・テメレールの水着が妄想から逆輸入された事例がある。果たして。
...そんでもってまたやらかした。
関連イラスト
関連タグ
ル・テメレール、ルピニャート:絵師が同じりいちゅ氏。グレンヴィル含めた3人でセットになっていることも多い。
グローウォーム:姉妹艦にして弟子。コメットヘッドスマッシュを伝授した。同時出撃で特殊ボイスが聞ける。
- イベント『凛冽なりし冬の王冠』で実装されたKAN-SEN