概要
スーパーマリオワールドから登場した、球状に纏まった謎のエネルギー(電気?)で構成された体とつぶらな瞳が特徴的なキャラクター。海外名は「Li'l Sparky」。
おそらくはバブルなどに近い、物質やエネルギーに意思が宿ったゴースト系のキャラの一種と思われる。余談だが、上述のバブルに元々は存在しなかった「目」が付くようになったのもケセランの登場とほぼ同時期。
主に城や砦などのステージに登場し、一定の速度で地形に沿うように移動している。移動スピードは比較的速い。
全身が火花を散らしながら明るく発光しており、暗い場所でもケセランの姿はハッキリ見えるという場合もある。ジャンプやファイアボールなどの基本的な攻撃はほとんど効かないため、遭遇した時は避けるように突破するのが基本。
派生種・関連キャラ
- パサラン
ケセランと同様のエネルギーでできた体とつぶらな瞳を持つキャラクター。海外名は「Hothead」。
見た目は大型化したケセランそのものだが、生物(?)種としては別々の扱いで、ケセランが成長・進化してパサランとなるというものではないらしい。しかし仲間であることは間違いなく、両者セットで登場することも多い。移動スピードはパサランの方が遅い傾向がある。
スマブラシリーズにはXからアイテムとして登場するようになった。アイテムとして持つまでは何ともないが、地形に投げ付けられるとその地形に沿うように移動し始め、一定時間で消滅するまで接触した相手にダメージを与える。攻撃を受けると巨大化し、移動スピードや接触ダメージが上昇する。炎や電気の攻撃を受けるとより大きくなるが、一定の大きさに達するとそれ以上は強化されない。
マリオストーリーにてマリオの仲間として登場するケセランの赤ちゃん。赤ちゃんなので口調はたどたどしいが、その割に口が達者で語彙力は意外に豊富。
防御力を無視したり敵キャラを麻痺させて動きを止めたりといった強力な技を使える。また、アカリンを持つことで暗い場所を照らし出したり、隠れているブロックを発見したりすることができる。マリオは基本的に素手で触れても感電せず(アカリンに化けたバケバケに直接攻撃したりすると普通に感電する)、時にはその電気を利用してマリオをパワーアップさせたりもできるので、電気のエネルギーはアカリン(=ケセラン)自身の意思で自在にコントロールできるものらしい。ただし攻撃が電気一辺倒なので、電撃に耐性を持つ相手とは相性が悪い。
なお、ケセランが明確に「電気」のエネルギーが使用できるという描写が登場したのは本作から。
ちなみにマリオストーリー系の作品にはアカリン以外のケセランやパサランが敵やNPCとして登場したことは無い。