概要
巨大な浮遊する眼球にタコのような触手が生えたグロテスクな姿をしたモンスター。悪魔特性を持つが、同じ幻想種であるデーモンとの関連性は不明。
倒すと血の涙石をドロップする。
基本は紫色だが、亜種に緑色の「スポッター」や、身体がカボチャになった「かぼちゃゲイザー」が存在する。
基本的にクラス相性はアーチャーで、目からビームを発射して攻撃してくる。
ただでさえ体力と攻撃力が高いうえに、スキル「観察」で自分に必中を付与してくるため回避が効かず、更にチャージ攻撃「熱視線」では全体にダメージを食らわせつつ火傷を付与してくる厄介な相手である。
FGOの登竜門?
ゲイザーの登場自体は北米が初めてとなるが、ここで登場する初登場個体よりキャメロットに登場する個体の方が有名だろう。
FGOは「6章からが本番」と言われるほどに難易度がブチ上がることで有名であり、6章1節のバトル1wave目、すなわち最序盤に遭遇するゲイザーは「ここからが本当の地獄だ」と言わんばかりに今までとのレベルの違いを容赦なく思い知らせてくる。
まず、今までは体力1万程度のザコが多数に強敵1体という編成が基本だったのに対し、1wave目で登場するゲイザーは2体登場し、体力もザコエネミーにしては多く5万近くある。
「どうせ体力1万程度のザコ軍団でしょ?」とタカをくくっていたプレイヤーは、まずここで出鼻を挫かれる。
さらにこのゲイザー×2を突破したとしても、2wave目にはソウルイーター×2、3wave目には体力11万の粛正騎士というエネミーの中でも輪をかけて厄介な連中が控えているため、ゲイザー戦で消耗しきったプレイヤーは更なる絶望を突き付けられる事になるのだ。
この初見殺しを突破して初めて、FGOというゲームの本番に足を踏み入れることができると言えよう。
余談
見た目こそグロいが、実は食べることが可能である。円卓勢曰く、「触手はアク抜きをすれば美味しく食べられる」「目玉の部分はコラーゲンたっぷりで美肌効果がある」らしい。マジで?
銀腕の騎士『アーサー王語録、その八!”栄養は ゲテモノ肉でも 変わりません”!』
ちなみにヘラクレスが英霊正装時に担いでいるスイカだが、よく見ると触手を切り落としてしましまを描いただけのスポッターである。