概要
原作:永井豪・石川賢、脚本:森橋ビンゴ、作画:ドリル汁によるゲッターロボの麻雀漫画。
竹書房の近代麻雀で2017年1月15日号から2019年まで連載された。全3巻。
ロボットと麻雀を融合させた戦闘が持ち味。
作画クオリティ維持のため、3話掲載から休載を挟み3話掲載の特殊な連載形態になっている。
エロ漫画界出身のドリル汁氏ならではのお色気描写も見所。
あらすじ
2020年ー大西洋上に、突如としてひとつの基地が出現した。
基地から出てきた人と獣の混合種ハイブリッド達は、地上への攻撃を宣言。あらゆる攻撃を防ぐゲッター線シールドを持ったメカビーストなる巨大兵器を操り、瞬く間に世界を征服してしまう。
一方、ゲッター線の研究を行っていた四風館博士は、メカビーストのゲッター線シールドを破る方法に気付き、その能力を備えた人型兵器、ゲッターロボを開発する。
ゲッター線シールドを打ち破るその唯一の方法とは、なんと“麻雀”であった。
パイロットとして選ばれた紅丸バン子は地球を守るため戦いにその身を投じる事になる。
四風館研究所*
紅丸 バン子
ゲッター紅虎のパイロット。
一流麻雀打ちである紅丸字の娘。父親譲りの麻雀バカで勝負事に強い執着を見せる。
ゲッターチームらしく高い身体能力を持ち生身でアトランティスの兵を殺している。
ステゴロ派なのでゲッターの武器は使わずビームもただのパンチにしていた。
緑川 タケヲ
ゲッター緑鳳のパイロット。
女子供を食い物にする男を100人殺した死刑囚。
悪人とされる人間以外には大人しい少女だが、バン子とは喧嘩が絶えない。
白夜行 ツツノ
三人目のゲッターパイロット。
軍需企業ARCのCEOであり四風館研究所のスポンサー。
幼い頃に両親と主に暗殺されかけたところをゲッター線と義体により
改造されたサイボーグでありその体からゲッタービームを発射できる。
お嬢様らしい穏やかな物腰だが過去のこともあり戦闘では他二人より苛烈な一面を見せた。
四風館博士
ゲッターロボの製作者でバン子たちをスカウトした男。
作品内で繰り広げられる麻雀での戦いの発案者でもあり
自身も麻雀の打ち手でもある。ゲッター線研究に深い知識を持つが
早乙女研究所及び神隼人の隠ぺいしていた資料を基にしていたことが判明する。
アトランティス帝国
本作における敵集団。突如世界征服を掲げ、世界中を征服していき
日本とアメリカ以外を制圧している。半魚人でもあり、一部キャラ以外は
身体に鱗を纏うなど、魚介類を模したデザインになっている。
麻雀に深い興味を持つためなぜか麻雀で戦闘をすると倒せる。
元ネタはおそらく石川賢の作品「スカルキラー邪鬼王」に登場するムー帝国。
牌帝
アトランティス帝国のトップにいる男。
バン子の父親であるアザナとそっくりの外見をしている。
タイルズ
牌帝の側近の通称「ドクター」
牌帝の意見を通してという体を取っているものの
実質アトランティスで権力を行使している人物。
ジゴ
ツツノのレジスタンスと対立しており彼女の部下を虐殺する。
ゲッターと麻雀戦闘で敗北したうえで生還した唯一のキャラ。
復讐の機会をたくらんでるようだが・・・。
メカニック
ゲッター紅虎
陸上用形態。
ゲッター緑鳳
空中用形態。
ゲッター白龍
水中用形態。