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もしかして:コロコロコミック

概要編集

月刊コロコロコミック別冊コロコロコミックコロコロイチバン!をはじめとするコロコロ系列誌連載作品の単行本レーベル。

後述の通り名称は何度か変更されているが、誕生以来表紙や背表紙のロゴにはコロコロのマスコットのコロドラゴンが変わらず描かれている。


歴史編集

コロコロ連載作品は元々てんとう虫コミックスレーベルで単行本が刊行されていたが、1980年代半ばよりてんとう虫コロコロコミックスの名称でコロコロ単行本レーベルを立ち上げ、単行本にはコロドラゴンのマークが使われるようになった。

一方巻末の作者紹介ページのレーベル名はてんとう虫コミックスのままであった。

てんとう虫コロコロコミックスは2006年7月ごろ、てんとう虫の名を外し、コロコロドラゴンコミックスにレーベル名を変更。表紙には引き続き「Tentomusi」の表記があり、てんとう虫コミックスの派生レーベルの体裁はつづく。その後2009年途中よりレーベル名を再びコロコロコミックス(てんとう虫はつかないが表紙の「Tentomusi」表記はそのまま)に戻し、現在に至る。

なお、大長編ドラえもんシリーズは現在刊行中の版もてんとう虫コミックス扱いであり、コロコロコミックスの初代ロゴが引き続き背表紙に使われている。


特徴編集

メジャー誌の中では単行本の回転が速いことで知られており、完結作は最終巻発売直後に絶版になるケースが多々見られる。また、単行本化されない連載作も比較的多く、その理由は単に不人気というよりもページ数の問題(一冊にするにはページ数が足りないorページ数が多すぎる)であることが多い。

一方人気作は完結後も長らく重版が重ねられることもあり、星のカービィデデデでプププなものがたりは完結から10年以上経っても新品を購入可能な状態が続いていた。

絶版となった作品でも現在その一部は電子書籍として購入可能なほか、コロコロアーカイブスでは90年代までの一部作品を未単行本化作も含め紙の書籍で購入可能である。


なお、コロコロイチバン!作品は全作品(下記の派生レーベルは除く)の背表紙に黒バックに赤字の「コロコロイチバン!」の表記、背表紙に単行本ロゴとともにイチバンの雑誌ロゴが併記されており、一部の作品(当初は全作品)には表紙の巻数表記部分に人差し指をたてた右手のマークと「コロコロイチバン!掲載作品」の文字が表記されている。


週刊コロコロコミック連載作品の中には全巻を電子書籍のみで刊行するケースや1巻のみ紙と電子で刊行し、以降を電子版のみで刊行するケースがある。前者は伝説のいぬたろうなどが、後者は天才犬レオマンホール戦記アオイなどが該当する。

派生レーベル編集

  • コロコロコミックススペシャル

通常の単行本よりサイズ大きめのシリーズ。週刊コロコロ連載作品は多くがこのレーベルで発行される。

  • コロコロカラーSP

名前通りオールカラーのコミックス。

コロコロアニキ掲載作品のレーベル。背表紙にてんとう虫コミックススペシャルの通し番号(TCS-から始まる最大4ケタの番号)が表記されており、てんとう虫コミックススペシャルの派生レーベル扱いである。

関連項目編集

コロコロコミック

てんとう虫コミックス

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