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英雄たちの雄叫び

ろあーおぶえるだーず

「英雄たちの雄叫び」とは、『ライオン・ガード』に登場する超常的な雄たけびである。
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概要編集

「英雄たちの雄叫び(ロアー・オブ・エルダーズ:「祖先たちの咆哮」)」とは、『ライオン・ガード』に登場する超常的な雄たけびである。


本編では、アスカリ、生前のスカーカイオンビタニが使用している。


アスカリ(初代ライオンガードのリーダーでスカーの名前の由来)を始めとする歴代のリーダーは、任務を遂行する為にこの能力を授かる。祖先の魂達が授ける、様々な特殊効果を持つ強大で超自然的な吠え声であり、その際、雲や暴風が4体以上のライオンの形を取る。

ジャスィリを守る場面。シンバナラキアラコブを意識した描写になっている。)


霊の力を借りたエネルギーである為、熟練すればエネルギーを自在に調整・操作出来、周囲の環境にも作用出来る。アスカリが最初の使用者とされる。どのようにロアーが発現したのかは不明。


「ロアー・オブ・エルダーズ」には、衝撃波と暴風のほか、雨を降らせる、霊体を呼び覚ます、特定の対象に絞ることで滝や川を逆流させて空中で水流ごと投げ出された動物達を助ける、崖を崩壊させる、地割れを起こす、竜巻状の風を起こして物を持ち上げる石柱を作り出す雷を落とす、などの効果がある。


シーズン3ではカイオンによるロアーの威力が更に上がっており、何と海を割く程の威力になっている(シーズン3第6話(又は第7話)『ドラゴンのしま(原題:Dragon Island)』)。更に、最終的には、プライドロックを周辺の地盤ごと持ち上げている(シーズン3第19話(最終回)「あらたなるたびだち」)。また、慈悲の心を持って放つ「息吹き」もある。


デメリット編集

(ロアーに憎悪を込めて威力を上手く加減しなかった例:シーズン1第21話(又は第14話もしくは第23話)『おたけびのちから(原題:Never Roar Again)』より)


強力だが、使い方を誤るとスカーのように仲間を殺してしまったり、地割れや洪水等の天変地異等をも引き起こしてしまう。折角のロアーも、スカーの一件以降は諸刃の剣的な力と捉えられる節があった。


ジャンジャに挑発されたカイオンが怒りの余りに「ロアー」を火山で使用したことにより、スカーが炎/マグマ/煙の霊体となって復活してしまった


また、上記の通りロアー・オブ・エルダーズが両刃の剣と化す場面もいくつか見られ、カイオンが怒りを込めて咆哮を放ったことで周囲に被害をもたらして落ち込んだが、その際にカイオンはナラによって立ち直った(シーズン1第21話『おたけびのちから』にて)。しかし、中でもコブラのウシャリは最初はカイオン達と共存していたものの、ライオン・ガードの不注意が原因の一つでヴィランと化し、カイオンに呪いの毒を掛けながら死んでいった


歴史編集

(1分37秒付近の部分にみられるのが、スカーの時代のライオンガード)(シーズン3第1話 『プライドランドのたたかい(原題:Battle for the Pride Lands)』より「How I Got My Scar(When I Got My Scar又はWhen I Led The Guard)(俺がスカーになった訳、又は俺はその日からスカーになった、俺はあの日からスカーになった、もしくは俺の顔には傷がある)」)


スカーの代に、スカーがライオン・ガードのメンバーにムファサの失脚または暗殺をするように命令したが、他のガードのメンバー達はスカーに反対した。このことに対して、なんとスカーはガードのメンバーをロアーで皆殺しにしてしまった


そして、祖先達の怒りに触れたのか、スカーはロアーを没収された。おそらく、その際にプライドランドでの地位も失ったと思われる(ザズーが生前のムファサに、「スカーはよい毛皮になる」という旨のジョークを言っていてムファサもあまり窘めなかった)。


実は、この時スカーは悪のライオンの策略によってコブラに噛まれていた。この時に出て来た場所は、後にヴィランズが集まる場所となっている。

  • スカーが悪のライオンと出会った場所は、後にジラ達の拠点となっていたり、スカーがガードのメンバーをロアーで皆殺しにしてしまった場所は、後にジャンジャがキアラを呼び出した場所(ブロークンロック)となっていたりする(いずれもその他でも出て来る場所となっている。

この時にライオン・ガードの伝統が途絶えたが、カイオンの代に復活した。しかし、スカーとコブラの因縁は、上記の通りカイオンとウシャリにも引き継がれてしまった。

  • 『ライオン・ガード』では、コブラの毒は冷静さを失ったり、凶暴化する効能を持つとされている。

余談編集

  • ラフィキも似たような現象を起こせる。
  • シンバの代にライオンガードおよび「英雄たちの雄叫び」が存在していなかったのは、スカーが悪に堕ちて解任されたことと、シンバに兄弟がいなかった事と関係していると思われる。なお、シンバに兄弟がいた場合に存在していたかどうかは不明。もしもスカーがあの時点でムファサを殺していなかった場合、シンバに弟妹がいた可能性もある。
  • 前述の通り、ロアー・オブ・エルダーズを使用した際には、雲や暴風がライオンの形をとる。この時のライオンの数は、TVシリーズ本編では4体であるが、「ゆうしゃのでんせつ」のポスターやDVD表紙、イメージ画の中には5体描かれているものも存在する。

関連動画編集

(アスカリが、カイオンに更なるロアーの効果を教えている場面:シーズン3第17話『おたけびのちから(原題:Triumph of the Roar)』より「The Power of the Roar(おたけびのちから)」)


関連タグ編集

ライオンガード カイオン


ビタニ


スカー

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カイオン かいおん

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