概要
和名 | ゴジアオイ |
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学名 | Cistus albidus |
分類 | 植物界 被子植物 双子葉植物鋼 アオイ目 ハンニチバナ科 ゴジアオイ属 |
樹高 | 75~120㎝ |
花言葉 | 「私は明日死ぬだろう」「憧れ」 |
開花期 | 4~8月 |
分布域 | 主に地中海沿岸 |
花がタチアオイなどのアオイ科の植物によく似ているが、別科のハンニチバナ科。
高温多湿な日本の気候では、この花の生育には適していない。
漢字では「午時葵」または「五時葵」。正午に咲いて夕方には散るような半日花であるため、そう付けられた。ソロモン王の歌に詠まれたこともある。
学名では「Cistus albidus」と言い、そこから「シスタス」あるいは「キスツス」とも呼ばれる。
香料、精油として古くから使われており、その場合は「ラブダナム」、「オニカ(オニチャ)」、「ロックローズ」など言う名前で呼ばれる。
香りは麝香(ムスク)や竜涎香に似ている。代用品としても使われる。
ミルラ(没薬)はラブダナム(ゴジアオイ)の香りと考える研究者もいる。
花言葉は、種の一つにある白い花弁に赤い斑点の「Cistus ladanifer」の見た目と、数時間で散るような花の性質から、ヴィクトリア時代に『私は明日死ぬだろう』とつけられた。
気温が35度程度を超えると、茎から揮発性の油を分泌して、周りの植物も巻き込み、自分を燃やす特徴がある。ゴジアオイの種は耐火性を持っているため、火事の中で生き残り、燃えた植物を肥料に繁殖することができる。
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ユーカリ:こちらも周りの植物を燃やし、自らの種を繁栄させる性質のある植物。