演:団巌
概要
『変身忍者嵐』第34話「謎のにせ嵐出現‼」、第35話「消えた嵐?妖怪集団が狙う‼」に登場。
ハヤテが所持する“忍者大秘巻”を狙い暗躍する粘土から生まれた西洋妖怪。「砂漠の妖怪」の異名を持つ。
自在に他者に化ける能力を持ち、嵐に化けて悪事を働き、本物に濡れ衣を被せるといった悪事を働く。尚、本性を現す際は、バラバラになったハリボテの体から流れ出した粘土がゴーレムの姿へと変化する。
指先から放出する砂で目潰しする『地獄の砂』、屋内外問わずに蟻地獄を発生させる等、自由自在に砂を操る魔力を持ち、劇中では使用される事はなかったが、砂嵐を吹き出して、巻き込まれた者を窒息させる事も可能。また城を揺るがす程の怪力を誇り、足を踏み鳴らして地震を起こす『ゴーレム地震攻め』という技を持つ。
身体が粘土で構成されている為、例え身体を斬られても直ぐに繋がり傷がふさがってしまう。
最後は『嵐旋風返し』で『地獄の砂』を弾き返された末に、嵐と互いに縺れ合いながら崖下へと転落して爆散。活動を停止して砂へと帰って行った(もしかすると何処かに隠されていた、ゴーレムの心臓部ともいえる「אמת」の頭文字が落下した時に削れてしまったのかもしれない) 。
ニセ嵐
ゴーレムが化けた偽物の嵐。
外見的にはマフラーの結び方と羽根の紋が逆になっている事以外には本物と瓜二つである為、パッと見ただけでは区別はつかない(彼自身もツムジに指摘されるまで気付かなかった)。最初は嵐と同じ声だったが、正体がバレて以降はゴーレムと同じ声を出した。
ただし流石に剣術までは再現する事ができない為、本物には遠く及ばない(それでも本物の右手に一太刀浴びせた)。
実はあのショッカーライダーより先に映像作品に登場した。