サイドカー(カクテル)
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さいどかー
本ページでは、ブランデーベースのカクテルについて解説する。
ブランデー、ホワイトキュラソー(リキュールの一種、オレンジの果皮の香味成分と、糖分を添加したスピリッツ)、レモンジュースをシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。
ホワイトキュラソーの華やかなオレンジの香りと、フレッシュなレモン果汁の酸味がマッチした爽やかでフルーティな味わい。
ベースとなるブランデーはメーカー、ブランドにより大きく芳香及び味覚が変わるため、カクテルの味も変わる。
またキュラソーは類似したリキュールに置き換えられることがある。
名称の由来は諸説ある。
・第一次世界大戦中に生まれ、サイドカーという名は、側車付き2輪車が事故に遭うと、運転者よりも側車側に乗っている同乗者( 女性が多い )の方が重い被害を受けやすいとされることに由来するという説。
衝突事故などの際には運転者に自己防衛の本能が働いてしまうため、側車側を障害物にぶつけて運転者自身を保護する結果になりやすく、側車に乗っている同乗者が亡くなる例が多いといわれる。
この「サイドカー=女殺し」という図式と、本カクテルの飲み心地の良さにより酒に弱い女性でも飲みやすく、結果として酔いつぶれることをかけあわせた、一種のシャレだと言われている。
- パリのハリーズ・マッケルホーンによって1933年に作られたという説。
「サイドカー」という名前は、常連客の将校がいつもサイドカーに乗って来店したことに由来する。
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