概要
……の、はずだったが、代表取締役たるすかぢによる度重なる発売延期が繰り返された結果、長らく発売未定となっていた(すかぢにはよくある事だが)。
天涯孤独の主人公が桜の花びらに導かれ、かつての幼馴染や新しい少女らと過ごしていく物語……であるらしい。
2013年12月、公式サイトにてcoming soon(近日発売)が宣言され、翌2014年4月1日に同年冬に発売することが発表された。
だがさらに発売が延期され、最終的な発売日は2015年10月26日 ー当初の予定より11年も遅れて『サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-』がようやく発売された。
まさに「日本一難産だったエロゲー」と言っても過言ではない。
続編『サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-』も発表されている。2023年2月24日発売予定。
あらすじ
世界的な美術家である父の死により、天涯孤独となった主人公・草薙直哉は、親友である夏目圭の家へと世話になることに。そこには、直哉が通う学園の担任である夏目藍、圭の妹で女優の夏目雫との交流が待っていた。
そして、新学期の到来と共に、遠い昔に転校した幼なじみ・御桜稟が、再び直哉の前に現れる。
登場人物
※公式サイトにて公開されている人物のみを羅列しています。
草薙直哉(くさなぎ・なおや)
主人公。父親の死により家族が無くなった孤独な少年。
生活の為に親友の家へ身を寄せていた所、遠い昔に転校した幼馴染『凛』との再会をきっかけに、少女達に囲まれた新しい生活を送ることになる。
父親が画家であり桜の絵を得意としていた事から、自分も同じ絵を描いてみたいという憧れを抱いている。
御桜稟(みさくら・りん)
直哉の幼馴染にして、長い間離ればなれとなっていた少女。
天然でおっとりとした性格だが「耐えることが得意」という長所故に忍耐と鍛錬を重ね、成績優秀な才女という立ち位置に君臨している。
幼少期に直哉のオプション扱いされていた経緯があり、本人もそれを自覚して相応の人間を目指しているようだ。
夏目雫(なつめ・しずく)
直哉が自宅を借りている親友の妹。
学生でありながらモデルとしての才能も持ち、様々な業界から注目を集めている存在。
自分の主張はハッキリと伝えるタイプだが、反面無駄な会話をしたがらない寡黙な一面も持っている。
氷川里奈(ひかわ・りな)
直哉の後輩にあたる女子生徒。
自分のことを「妹後輩」と自負しており、常に一歩退いた立ち位置から直哉を見守っている存在。
病弱な為にスポーツは苦手で、読書を趣味とする大人しい性格。
夏目藍(なつめ あい)
圭と雫の姉。
夏目圭(なつめ けい)
直哉の同級生で同じ美術部員。
鳥谷真琴(とりたに まこと)
直哉の同級生で美術部の部長。
川内野優美(かわちの ゆうみ)
弓張学園1年生。美術部に入部するが、天文部も掛け持ちしている。
明石亘(あかし わたる)
先代の美術部部長。明石三兄妹の長男。
デモムービー
関連タグ
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