概要
アンブレラ特殊工作部隊 (Umbrella Secret Service) の一人。ロシア系。U.S.S.へ入った経緯は不明。
ススキヶ原にてハンター改良型の調査に潜伏していたところをのび太と鉢合わせることになる。
銃の腕は高くないらしく、強制イベント中ではのび太達への狙撃を何度も失敗する。
しかし、のび太が操作可能な場所では普通に当ててくるので注意すること。
ボロアパートではサーシャが仕掛けた初見殺しの即死トラップがのび太達の前に立ちはだかる。
必死に抵抗するサーシャであったが最後はあっけなく捕まってしまう。
その後は拘束されたままジャイアンに散々殴られ、挙げ句の果てにバケモノが徘徊するススキヶ原に放置される。
後にセイカー達に救出されるが、子供に拘束されるというあまりのマヌケっぷりに腹を立てたリシーツァに殺されそうになる。
その後のび太達と合流することになるが、その頃にはセイカー共々アンブレラから切り捨てられ、行き場を無くしたサーシャはのび太達と協力体制を取ることになる。こうして、事実上敵ではなくなった。
最期は緑川 聖奈を助ける為にハンターγと相討ちになり、聖奈を精神崩壊に追い込んだ。
ゲーム序盤ではアホの子扱いされているものの、猛獣の島辺りから本領を発揮し始め、戦車を破壊したりハンターγと相内になったり等、微無双モードに入っていた。
設定上は微無双モードの方がいつものサーシャで、のび太達を相手にしていたころの彼女はスランプ状態だったようだ。
得意分野はトラップ設営と、ナイフによる接近戦闘術。
私生活でも自宅に色々仕掛けては、郵便配達員を泣かせているらしい……。
なお2周目では結末が異なり、彼女を含めた登場人物全員が無事生還しての大団円になる。
事件後は、元U.B.C.S.の仲間達が傭兵家業から足を洗う中、のび太にこの先どうするのかと尋ねられた際は、「考えてないわねー 私の出来ることなんて人殺しぐらいだからねー」と答えている。
具体的なことまでは言及していないものの、この先も傭兵として生きていくつもりなのだろう。
同じように傭兵家業を続けるつもりらしいセイカーには以前から気が合うと感じたようで、「しばらく一緒に組んでみない?」と声をかけている。
対するセイカーはというと、「・・・考えさせてください」と答えており、満更嫌でもない様子。
エンディング後のNG集ではうっかりのび太と出木杉を射殺してしまうドジッ子。
余談
「サーシャ」という名前はロシア語圏に実在する一般的な名前である。
基本的にはアレクサンドル(男性形)またはアレクサンドラ(女性形)の愛称形であるため、
それを踏まえるならばサーシャの本名は「アレクサンドラ」だと考えられる。
彼の名前は非常に由緒正しいものであり、その歴史は古代ギリシャまで遡る。
元来はギリシャ神話で戦場における戦士の庇護者である女神、ヘラの称号の1つであった。
彼女が「戦士」を生業としているのは、出生時から定められていた運命……なのかもしれない。