概要
アンブレラがカメレオンをベースに開発されたB.O.W.で、コードは「MA-96」。
周囲の環境に合わせて体色を変えることができ、姿を潜めつつ獲物に襲い掛かる。
巨体の割には素早く移動し、長い舌での攻撃や鋭い牙を使って噛み付く攻撃を持ち、その体液は猛毒性であり、噛まれた場合専用の血清を打たなければ数時間で死に至る程の強力な毒である。
また、体力がかなり高く、かなりの銃弾を食らってもなかなか倒されないほど、強靭な生命力を持つ。
素早い動作やリーチの長い舌により、苦戦したプレイヤーも多いが、実は開始直後の場所が安全地帯で、そこから動かなければ、ほとんど攻撃を受ける事はない。
原作であるバイオにおけるヨーンに相当する役回りと作中でバイオゲラスに噛まれた安雄を助ける為にのび太は血清を捜すこととなるイベントは原作バイオハザードにおけるリチャード・エイケンに相当する役回りである。
ただしあちらとは異なり、安雄はのび太を助ける為に自らの犠牲で倒される為、二度も登場することはない。
作中
安雄を襲撃して重傷を負わせ、さらに猛毒で冒す。理科室にやって来たのび太を上記の能力や強靭な生命力で追い込んだが、のび太を救う為に駆けつけた安雄の特攻を受け、返り討ちにして食い殺すも、安雄が抱えていた榴弾の爆発により死亡する。
安雄の血清が間に合わなかったルートでは同様にのび太を追い込むも、理科室に置いてあった水素ガスを使った爆発攻撃により死亡する。
余談
「本家のびハザ2」のおまけ部屋で明かされた製作秘話によると、名前の元ネタは『仮面ライダー龍騎』に登場するミラーモンスター、「バイオグリーザ」と「メタルゲラス」から。
1998年に公開された映画「ドラえもん のび太の南海大冒険」に登場する、コウモリの羽を持つ空飛ぶカメレオンが登場しており、背景に同化し姿を消す能力を持つこと、羽の様な器官を持つこと、長い舌による攻撃を得意とすること、遺伝子改造により生み出された人工生物兵器であること等、バイオゲラスとの類似点が多い。