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CV:Lynn


概要編集

エルファニカ王国における王都冒険者ギルドのギルドマスターを務めているエルフの女性。


エルファニカの隣国ソルゾナークの辺境の森にあるエルフの里出身で里長の一族の娘のひとり。里を守る結界の構築の要でもある(結界魔法を使えるのが里長の一族に限られるため)。


妹を持つ姉でもあり、妹のルイミンに対しては、その猪突猛進で危なっかしい部分を危ぶんでいる。


ギルマスとしての多忙や責任、また里や妹の事情についても頭を悩ますことも多く、地味に苦労人だったりする。


人物編集

薄緑の髪の色を持つ美人さん。


鷹のような召喚鳥「フォルグ」を呼び出し、尚且つその視覚情報を共有できる。


エルフ(長命種族)なので時間(特に年月)の感覚が少し弛く、5年と10年の違いを数日間程度に考えたりする時もある。


原作ではユナが初めて王都に行ったときに冒険者ギルドで出会い、ラーロック(クリモニア冒険者ギルドのギルマス)からの紹介状を受け取りユナの存在を知る事となった。ちなみに紹介状を受けとる直前、ユナは王都のギルドに所属する冒険者に絡まれた結果として(いつもの)大暴れをしたため、頭を抱えつつ裁定を行う羽目になる。

その数日後に魔物大量発生の報告を受け取り、事態に対処するため王都に在する全冒険者に対して厳戒令に伴った拘束義務を有する緊急徴集を発令した。しかしユナは大量発生の現場にクリフが近付いている事をノアから聞き、彼を助けるために拘束義務発令の隙を突いて王都から脱出し、ひとり魔物の大群の討伐へと赴いた。サーニャはそれを「ギルド所属冒険者の義務を放棄して逃亡した」と勘違いして腹を立てたが、編隊を終えて魔物討伐に赴いた先でクリフと出会い取り成しを受けユナの本当の目的を教えられた上で実際に討伐されきった魔物の山を見せつけられ、そのあまりの結果に唖然とするもクリフとユナの意向を汲み、ユナの活躍を隠す事に尽力した。


アニメ第一期とコミカライズでは厳戒令と冒険者拘束徴集は発令させず、その前段階の偵察としてフォルグを飛ばした結果、魔物討伐に勤しむユナをフォルグ越しに目撃。フォルオート王の前でユナの大暴れを「クマに乗ったクマが魔物を倒してます!?」と混乱しながらフォルグを介して実況。

またアニメ第一期ではギルドでの顔見せの場面がカットされたため面識が先延ばしとなり、フォルオート王とユナが謁見した時が初対面となり、顔見世程度の関わりとなった。そのため実質的な対面は第二期第五話とやや遅めになっている。


ちなみに実家には10年近く帰っていなかったが、その間に弟が生まれており驚愕する羽目になった。しかも帰省の際には、その弟から知らないヒト扱いされた上、生家の自室は母によって物置にされてしまい、妹のルイミンからは「帰ってこない上に連絡もしないからこうなるんだよ」と呆れられ、思わず膝から崩れ落ちてしまった。


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