曖昧さ回避
迎撃作戦の「ザーメ・ザウ」
ドイツ語で「飼い慣らされた猪(豚)」の意。RAFがチャフを撒いたため防空用レーダーが攪乱され、レーダーに頼らない迎撃方法として考案された。
敵の進入経路付近に分散配置された航空基地を使い、敵爆撃機隊を順次追尾して波状攻撃を掛ける戦法で「ヴィルデ・ザウ」作戦と共に用いられた。
夜間戦闘機は敵機接近まで予想進路付近のビーコンを中心に旋廻しながら空中に待機。偵察機がレーダーで捕捉した敵爆撃機群に張り付き、その動向を航空基地に連絡し、その情報を元に夜間戦闘機が接敵し攻撃を加える。
RAFは囮の爆撃隊を使って攪乱する、夜間戦闘機が離着陸する時間に飛行場を攻撃して出撃を邪魔するなどの対抗手段を取った。
「メガゾーン23」の「ザーメ・ザウ」
センチェリオン専用機のヴィルデ・ザウを隊長のB.D.専用にカスタム化した機体。「ザーメザウ」はドイツ語で「飼い慣らされた豚」を意味する。原型機と共通なのは基本設計部分のみで、各パーツの形状は大幅に変化している。
劇中での活躍
最終盤にB.Dが駐機中の本機に搭乗してその後省吾の前から飛び去るまでが唯一の登場シーンで戦闘シーンは描かれていない。