概要
シリーズ全作を通じてガーランドと対を成すロボット。
ガーランドと同様にバイクから人型へと変形する可変機体であるが、こちらは専用のトラックに収容してオプションパーツ(手足など)を接続する必要がある。
武装としては、専用ライフル、格闘戦用のビームサーベルやシールドがある。
ライフルは八連発のブローバック式、他に暴徒制圧用ネットガンなども装備する事がある。
また、宇宙戦闘用なども開発されている。1作目でもデザルグとの戦闘用に、宇宙空間活動・戦闘用のハーガンが開発されている。
手足がオプションパーツ化しているため、破損しても交換する事で即座に戦線復帰が可能。ただしガーランドのように単独での変形ができず、マニューバ・スレイヴ(人型)からマニューバ・クラフト(バイク)に戻った際、専用トラックが無い限り再び人型に変形は出来ない(手足を外しそのまま廃棄する事になる)。
登場作品
- 1作目
軍の主力として運用されている。ガーランド追撃に投入された他、クライマックスでバハムートへ特攻してきた矢作省吾とガーランドの迎撃にも当たった。
- 2作目
宇宙用の00(ゼロゼロ)ハーガンが登場していた(下記参照)。なお、ガーランド自体が量産化されたため、ハーガン自体は前世代機として後方支援およびパトロール、暴徒鎮圧などの任務に回されている。
- MEGAZONE23 Ⅲ
『MEGAZONE23 Ⅲ』ではマシンソルジャーと呼称されており、外見も1作目とは大きく異なっている。オレンジハーガンが正式名称だが 作中では一貫してハーガンと呼ばれる。
インターフェースが「オーソドックスなマニュアル操縦」と「人機一体によるサイバーモード」の2種類であり、後者はアーケードゲームを通じてオレンジ社にスカウトされた少年達が「デジタルキッズ」となって搭乗していた。
サイバーモードはパイロットの神経と機体のシステムをリンクさせてゲーム感覚で操縦しながら性能を遺憾無く発揮させる事が可能であるが、その反面肉体への負担が大きい。しかもオレンジ社会長デレクマンの意向でデジタルキッズが当初から使い捨ての特攻兵として扱われ、最終的にオリジナルガーランドの圧倒的な性能差で全滅した。
- メガゾーン23 青いガーランド
『メガゾーン23 青いガーランド』では、様々なバリエーションが登場している。
ゼロ・ゼロ・ハーガン
2作目に登場した、ハーガンの発展型機体。
名前の「ゼロゼロ」とは、『完全な0気圧、及び0Gに対応して開発』された事から。
完全な宇宙空間戦闘用のマニューバ・スレイヴ。ハーガンの名を関してはいるが、同機体を母体としているわけではなく、完全な新設計。変形機能もオミットされている(そのため、ハーガンのバリエーションとは言い難い)。
メイン武装はビームガン。その他に機体各所にハードポイントが設けられており、そこにミサイルポッドを装備している。