概要
悪ノ円舞曲の短編小説「heavenly yard」に初登場。
エヴィリオスの神話では太陽神と呼ばれ、他の者達からは天界の主と呼ばれている。
人間達にとって分かりやすい神の存在を配置させるためバリーゾール姉弟を双頭の竜に、エルドを大樹の姿に変えさせた張本人。
悪ノ大罪シリーズの舞台である『サードピリオド』と呼ばれる世界をつくった創造神であり、観察者としての万能な能力を持つ代わりに「世界に干渉しない」という自分で課したルールを守っている。
これは創造神の関与なしに世界がどのようになるのかの過程を観察するためである。
観察する際の姿はコウモリに変身するが、その姿を認識することは不可能らしい。
天国にいる間は黄金の稲穂の手入れを欠かさずやっており、少しでも手を抜けば雑草が生え長年の努力を無駄にしてしまうことを嫌う。
heavenly yard
サードピリオドで一生を終えた者が向かう場所。
一度行ってしまった者は輪廻転生することはなく現世に戻れないことになる。
空中にはブラックボックスが配置されており、そこには「イレギュラー」の扱いを受けているアレンがいる。
元々は無毛の大地だったらしく、稲穂を完全に育て上げるまで多くの時間を消費した。
小説「円尾坂の仕立屋」にてその所在が月にあることが判明する。