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クラリス(白ノ娘)

くらりす

クラリスとは、mothy_悪ノPによる楽曲『白ノ娘』及び小説『悪ノ娘』に登場するキャラクターである。
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クラリスとは、mothy_悪ノPによる楽曲群『悪ノシリーズ』に含まれる楽曲『白ノ娘』及び小説『悪ノ娘』に登場するキャラクターである。モチーフはVOCALOID派生キャラクター、弱音ハク

白い髪と赤い瞳が特徴。口癖は「生きていてごめんなさい」。


※以降小説のネタバレをふくみます。


幼少期~ミカエラとの出会い*編集

エルフェゴートの先住民族、ネツマ族の末裔。両親と死別し、エルフェゴートのヤツキ村で義母と二人で暮らしていた。国民のほとんどが緑髪のエルフェ人であり、ネツマ族を良く思っていない風潮があることから、幼少期より数々の嫌がらせを受けてきた。そのため、「生きていてごめんなさい」が口癖の卑屈な性格になってしまった。

義母が病床に臥せたため独りぼっちになるのを恐れ、願い事を叶えるといわれている千年樹に「誰でもいい、私の友達になってほしい」と願いを掛けていた。

怪我をした鳥(正体はミカエラ)を介抱し、ミカエラがクラリスに好感を持つきっかけを作った後、ミカエラが無事飛び立った後も千年樹に足を運んでいたようである。

いつものように千年樹の所へ行った際に、倒れているエルフェ人の少女を介抱する。

その少女こそが人間になったミカエラであった。


ミカエラとの生活~革命*編集

白ノ娘③ミカエラとクラリス

自分にも優しく接してくれるミカエラに対し、クラリスも次第に心を開いていくようになる。しかしネツマ族を良く思わない村長から殺人の濡れ衣を着せられ、ミカエラとともに首都アケイドへ逃亡する。そこで使用人を探していたミキナ=フリージスに出会い、フリージス家の使用人になる。特にクラリスは農民出身でありながら文字が読めたため、小説家でもある長女ユキナ=フリージス専属使用人になった。この頃からクラリスも笑顔を見せるようになる。

ある日ミカエラの歌声を聴いたキール=フリージスがミカエラを歌姫として晩餐会に出席させた。この晩餐会にお忍びで来ていたマーロン国王カイル=マーロンがミカエラに恋し、リリアンヌ王女との婚約を取り消したため、怒り狂った王女により「緑狩令」が出されてしまう。クラリスは緑髪のミカエラを守るため自ら囮になり捕まるが、ミカエラは刺客により暗殺されてしまう。それを聞いたクラリスは舌を噛み自害しようとするが一命を取り留めた。


修道院にて*編集

ミカエラを思い出す辛さからフリージス家の使用人を辞め、キールのつてでエルド修道院で働くことになったクラリスのもとに、ミカエラの苗木を持ったエルルカグーミリアが訪ねてくる。グーミリアの魔術により一時的に人の形を得たミカエラと互いの気持ちを伝えあった。

ある日、修道院に続く坂のふもとで男物の服を着た少女が倒れているのを見つけ介抱する。リンと名乗った少女は行くあてがなく修道院で暮らすことになったがあまりの我が儘ぶりに他の修道女たちから疎まれるようになる。ただクラリスだけは孤独な少女に優しく接し続けた。


だが、ある時リンが懺悔しているのを聞いてしまう。その内容から、彼女こそがミカエラの敵、『悪ノ娘』ことリリアンヌ=ルシフェン=ドートゥリシュ本人であると確信したクラリスは、戸棚からナイフを取りだし海岸にいる少女に復讐しようとする。しかし、孤独なリンを過去の自分と重ね、またミカエラは復讐を望まないと考え、リンの髪を切るだけに留まった。なお、クラリスはその時リンにそっくりな少年の幻覚を見たという。


その後*編集

リンと共にミカエラを植樹したクラリスは、洗礼を受け正式な修道女になる。しかし未だに無くならないネツマ族への差別に心を痛め、エルド修道院を出て新たに「クラリス修道会」を立ち上げ、後の世にも名前を残した。


余談編集

修道院でのエルルカとの会話により微かに魔力を持っていることが判明するがクラリス本人はあまり自覚がなかったらしい。

しかし、ミカエラの歌を聴いていたときに歌に込められていた魔力を感じていたらしく彼女が普通の人間ではないことに関して薄々気付いていた。


関連タグ編集

リグレットメッセージ 白ノ娘 悪ノ娘

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