概要
「きんいろモザイク」での、幼馴染どうし大宮忍(おおみや・しのぶ)と猪熊陽子(いのくま・ようこ)のコンビ。後述のように、他のメインカップリングに挟まれているため、極めて少数派に甘んじている。
だが、忍と陽子の付き合いは極めて長く、小学生時代にまで遡り、第1期第5話で幼少時のエピソードが描かれている。これはイギリス時代からの幼馴染みどうしである、カレン×アリスに匹敵する長さと思われる。
このエピソードによると、ぼんやりした性格だった忍に、勇は心配していたが、学年が異なるため、常にそばにいるわけにはいかなかった。そこで、同じクラスの陽子に付き添ってもらうように頼んだ。
それ以来、忍と陽子は小中高と長くともに居続けてきた。ふたりの関係としては、前述の経緯から、"姉"の陽子が"妹"の忍の"保護者"と言うようなところがある。それゆえからか、忍が陽子を"おねえちゃん(本来は勇への呼称)"と間違って呼ぶことがあった。
また陽子は、それゆえ忍の姉である勇との付き合いも長く、「いさねえ」と呼んで慕っている。
ただここ最近、金髪という趣味を見つけ、アリスとカレンのお姉ちゃんのように振る舞う忍。そんな一回り成長した忍に、陽子は少し寂しさを感じるところがあるようだ。
このふたりがあまり注目されないのは、それぞれが他の人物とのカップリングへの比重が強く、そちらのエピソードにおいて描かれることが多いためだが、そもそもふたりが互いにあまり、そもそも全く意識していないからに他ならない。だがこれは逆に、幼い頃からいる忍と陽子は互いが「いつもいて当たり前」と捉えているとも取れ、他の関係性とは違った意味で特別な関係性にあると考えることも出来る。
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カレン×アリス:本作のもうひとつの幼馴染コンビ