プロフィール
2021年8月20日。松原穂乃花がもっとも輝いている伝説の舞台の幕が開きました。
彼女のことを深く知りたいと願う読者は、まず劇場版『きんいろモザイク Thank you!!』にて穂乃花の躍動の数々を目に焼き付けてから、この記事を読みましょう。
概要
松原穂乃花(まつばら ほのか)とは、「きんいろモザイク」の登場人物。テニス部所属。
クラスは1年A組。2年A組。3年B組。香奈とならんで3年間カレンと同じクラスである。1年生ではカレンの隣の席。2年生ではA組に所属し席は忍と綾の席のすぐ近く。ただしアニメでは廊下側最前(オセロの角席)に位置している。後ろに香奈がいる。(参照:『ハロー!!大解剖1』p.04)
各キャラクターのことを"名前"+ちゃんで呼ぶ。陽子や綾に「しの」と呼ばれている忍のことも、忍ちゃんと呼んでいる。
1年生の頃はチョイ役のモブキャラだったが、2年生になって名前が判明してからは、カレンの相方として度々登場するようになり、3年生になると香奈と共に事実上のメインヒロインへの昇格という特殊な待遇を受けている。
外見
やさしいたれ目で茶色の瞳をしており、プロポーションが良く、胸に関しては陽子より大きいと見られ、綾ですら怒りを通り越して畏怖する程。
髪色は栗色。ロングヘアの右側を編み込みにしている。当初は色素が薄く牛乳成分多めのカフェオレのようであったがだんだんと濃いカラメル色に変わっていった。(参考:『ひみつのきんいろモザイク』p.084、『原悠衣画集Parade』p.026、『まんがタイムきららMAX』2017年7月号表紙)
なお、アニメーションではどちらかというとあずき色の髪色をしている。
右側頭部の編み込みにリボンをつけている。その色は当初黒であったが、アニメでは黄色のリボンがトレードマークとなっていて、後に原作でも黄色いリボンを身に着けるようになった。単行本5巻に収録されているカレンのメールアドレスを手に入れる回までは黒いリボンをしていたがそれ以降黄色リボンに変わった。この変化は新しく教室外でのカレンとの繋がりができたから、などリボンの色一つにも想像の余地が広がってる。中学生の頃はピンクのリボンをしていたことが劇場版の中でみられる。なお単行本第7巻65頁の穂乃花のお部屋にいるシーンでは以前のような黒いリボンを身につけている。九条家で開催されるクリスマスパーティーにおいては白いラインの入った黒いリボンを身に着けて登場した(6巻36頁)。その日の気分や想いによってリボンを付け変えている可能性がある。
高校での服装は冬服は長袖のセーター、夏服ではサマーベストを着用。紺色の靴下を履いている。
劇場版アニメきんいろモザイクPretty Daysにおいて描かれている中学校の制服は紺色基調のセーラー服で袖と襟は白地でピンク色の線が入っている。ウエスト部のベルトが印象的。胸元には赤いスカーフ。中高ともにローファーで登校している。
ヘアスタイルだけでなく私服からもおしゃれさんなのがうかがえる。カレンの家でのパーティーに招かれた際はドレスを新調するほど。またカレンと服を買いに行った時に細長いリボンとやわらかなフリルのついたワンピースが目にとまる。単行本第9巻にある一挿話では忍とともに民族衣装に関する話題で盛り上がっていて、「せかいの民族衣装」というタイトルの本を抱えてた。なおここでは原悠衣先生の描く色とりどりの民族衣装が目白押しであり必見。穂乃花はディアンドルを着用しています。
持ち物
紫色のスマートフォンを使用。
玉乗りを特技とし、"玉ネタ"は作中で散見される。いわゆる(?)玉キャラ。乗らないと感覚が鈍ると言って玉に乗りながら登校する場面がある。なおテニスは「タマ」を使った競技の中ではあまり得意でないご様子。
また曲芸である玉乗りから派生したイメージか、文化祭ではテニス部の出し物として玉乗りに加えてジャグリングを披露すると言っており、劇場版の劇中劇「君の髪はGOLD」にてジャグリングを披露しているカットが見られる。
玉乗りのボールには他にも占いの水晶代わりの用途もあり、カレンがそれを用いて忍がアリスに隠しているものを探し当てるくだりがある。
普段は忍たちの持っているような学校鞄を用いている。修学旅行ではリュックサックを背負って行動していた。
レストラン松原
実家がレストラン(Restaurant Matsubara)を経営している。穂乃花も休みの日はしばしばお手伝いをしていて看板娘である。そこで食べられるハンバーグが彼女の好物のようだ。超無謀パフェというメニューが看板商品。価格は8000円(30分以内に食べたら無料)。高え。
お店を切り盛りする穂乃花の母は左の目元に泣きぼくろがある。
忍にわいろ(『金髪少女倶楽部』)を贈る際、お店のお菓子を添えている。
人となり
高いところが苦手(だが、飛行機や観覧車に乗れているところを見るに、それすら苦手な綾よりは得意なようだ)。
英語が得意科目。学力は普段は秀才のアリスや綾、香奈に次ぐレベル。定期考査の結果で本気を出したカレンにも追い抜かれたが、穂乃花としては本望であり、いずれにしても日頃から勉強していて平均を上回る学力を保持している。
気軽に行えばうまくいくであろう場面で考えすぎてしまう性格で、決定力がないところがまた魅力。
やわらかくフランクな口調。綾とはまた違った女の子らしさのある喋り方。
折々で神様に祈ることが多く、それは大抵カレンに関するお願いごとであり、カレンとのハッピーな出来事を感謝するときにも手を合わせて祈る。
ヒロインたちとの関係性
カレンにあこがれる乙女としての印象が強いと同時に、香奈の大親友という一面も重要な関係であり、3年生に進級してふたたびこのカレン・穂乃花・香奈が忍たちと別れて同じクラスに集いこの三人組を中心にした活動がクローズアップされつつある。部活を引退した3年生の夏休みは七人で遊びに行くということもしており、物語に一層欠かせない存在となって、それぞれのキャラクターとの交友を深めている。
また、カレンと結ばれた絆によって穂乃花に五人組の物語の生き証人としての役割がもたらされたと言っても過言ではない。誰よりも五人組に近い存在であり、誰よりも五人組を俯瞰して見ている人物なのだ。それを象徴するセリフはこちらで。
カレンとの関係性
穂乃花からカレンへ
「元気なカレンちゃんも好きだけど
憔悴しきったカレンちゃんもクールで素敵だね!」
「私 カレンちゃんの為なら世界も救ってみせるから!」
カレンから穂乃花へ
「ありがたき…
しあわせ…デス」
「1年生の時と同じクラス分けデスが~
あの頃のホノカとは何かが違うデス」
九条カレンと高校生活3年間のクラスメイトであり、言うまでもなく穂乃花が誰より愛する金髪少女である。
アニメ1期で描かれているカレンが穂乃花の方を振り向くも逃げ出してしまったというシーンから、シャイだったり人見知りといった雰囲気だったが、原作で3年生に進級した際にカレンは彼女の印象が大きく変わったとコメントしてる。
クリスマスプレゼントにカレンにサイン入りブロマイドを求めるなど名実ともに「カレンちゃんフェチ」である。一方でカレン自身が進んで穂乃花にカレンの目をプリントしたアイマスクやフィギュア型のチョコレートなどのカレングッズを与えているふしがあり、あこがれを抱かれることは満更でもなさそうである。
物語のなかで二人の関係性を示す構図はいくつかの種類に分かれており、やはり最も顕著なものとして穂乃花のカレンに対する強い憧憬が目につく。これは穂乃花自身の金髪少女へのあこがれに加え、お金持ちの子であるカレンに備わる高貴さ、そして穂乃花自身がレストランの娘でウェイトレスとしてお店の手伝いをしてきたことに由来するある種の奉仕願望のようなものに昇華されるケースが非常に多く「身分ちがいの関係」や「女主人とメイド」と言った空想にしばしば思いを馳せている。
一方でカレンは穂乃花のことをベストフレンズのひとりであると明確に表しており、対等な関係を望んでいるシーンがいくつか見られる。カレンの服を穂乃花が選ぶことになった際(6巻103頁から)、穂乃花が着たいと思う(彼女にとって等身大の)衣服をカレンも気に入っておそろいで買ったエピソードは、穂乃花の抱くカレンに対するお姫さま幻想のずれが取り払われ、本来あるべきふたりの仲良しとしての穂乃花とカレンが新たに映ってくる。
しかし作品を通して見受けられるあこがれのカレンに近づくことに苦労をするけなげな穂乃花も魅力的であり、メールアドレスを聞くにも、修学旅行で写真を撮るにも、カレンと一緒に遊びに出かけるにもなかなか切り出すことができずに遠回りをしてしまう。これは「幸せすぎて死にそう」とでも形容すべきで、自分自身のカレンへの願いが成就されることはとてつもない幸せであるあまり心が衝撃に耐えられなかったりなかなか気持ちの準備ができないというような要因もあるようだ。
それとは反対にカレンのためならば異常な能力を発揮する一面もあり、資料室に閉じ込められていたカレンの声を聴きつけて救出したり、七夕の笹もろともカレンを担いだり、輝くカレンをカメラに収めるために超スピードで砂浜を走る姿など、ほんとうに「カレンちゃんの為なら世界も救ってみせる」勢いである。
香奈との関係性
穂乃花から香奈へ
「まじょっ子ぷりずむ大好きスマッシュ」
香奈から穂乃花へ
「幸せそうだなぁ…」
クラスメイトかつテニス部仲間である日暮香奈とも親交が深い。同じ中学校の出身で、その頃からふたりで行動しているあたり、特に親しい友人であるのが窺える。
おっとりしている穂乃花に対してしっかり者の香奈というようなバランスのいいコンビであり、香奈がツッコミ役に回るのがふつうだが、時にフォローしきれなくなり香奈が他人のふりをするというシーンもある。
しかしながらカレンに向かっていく穂乃花を時にからかいながらもサポートする姿や、反対に香奈のオタク趣味に穂乃花が付き合うなど、絆の深さはピカイチである。それゆえに穂乃花による香奈へのオタクいじりは比較的容赦なく行われる。
ただし穂乃花自身がそれほど女児向けアニメにネガティヴな偏見を持ってはおらず、何かにつけて香奈と一緒に楽しんでいる様子からこそ、香奈も穂乃花を深く信頼しているのだろう。(但し、女児のコスプレをして着ぐるみショーへの参加は流石に耐え難かったようだが)
高校卒業後の進路は現時点で穂乃花も香奈も同じ地元の大学と明かしており、高校を出てからも一緒のスクールライフを過ごす予定である。
穂乃花にとってカレンがハレとまでは言わなくとも人生を彩るスペシャルな存在であるとすれば香奈はもっとも肩ひじ張らない日常を寄り添う友人なのだ。
忍との関係性と金髪同盟
『きんいろモザイク』の金髪好きと言えば大宮忍だが、穂乃花もまた彼女に劣らぬ金髪への愛着を抱いている。そんな波長の合う二人で"金髪同盟"を創設した。(※決めポーズ有り) しかしその金髪愛の強さを競ったりして一時は同盟崩壊の危機が訪れた。(結果事無きを得た。)
忍と穂乃花は金髪という共通の嗜好をも一方でスタイルが違う。忍は金髪愛を体現したいという願望からか、自分が金髪のウィッグを被ったり、忍にとって金髪映えのする衣服を製作するが、穂乃花は自分自身が金髪を纏うという願望は希薄であり、尊いものとして崇める。また金髪に関連して英語運用能力もお互い差がある。穂乃花が忍の家に英語を教えに行くという一幕があるが、かつての綾と比べると穂乃花はやや常人離れした教育方法を実践しているようだ。
カレンと仲良くするためのアドバイスをしてくれたのは忍。同志として救いの手を差し伸べ合う金髪同盟は連合国にも負けない。
山吹色のお菓子を渡す仲だったりする。
綾との関係性
2年生で同じクラスになった小路綾だが、本格的にかかわりを持つようになるのは夏休み以降である。綾と穂乃花は乙女道において通ずるものがあるようで、綾の演技を評価したり(5巻62頁)、ポエムを読んで感涙している(8巻37頁)。一方綾は何かにつけて穂乃花を恋する少女に見立て、恋のおまじないを教えたり(7巻24頁)勝手に人生設計を妄想する(6巻88頁)などしている。扉絵でもこのふたりが一緒に描かれているケースが増えているため、注目せざるを得ない二人組だ。
穂乃花は綾と陽子の関係性を把握したうえで行動しているシーンがいくつかあり、たとえば3年生に進級する前にふたたび陽子と一緒のクラスになれるかが懸かるクラス替えのことを忘れている綾に配慮してなにも言わないなど気遣う箇所がある。
アリスとの関係性
上記のとおりの金髪好きからアリス・カータレットにもあこがれを寄せる。「二人は王室の方か何か…?」などカレンへのと同等のまなざしを向けることもあるが、基本的にマイルドな関係性を保っている。
同じクラスについぞなることはなかったが、3年生に進級する際にはアリスとクラス替えの不安を分かち合ったり、みんなと一緒にアリスの誕生日をお祝いしている。
陽子との関係性
アリスと同じく3年間別々のクラスである上に、ある意味穂乃花とは対極の存在である猪熊陽子だが、決して関係性は薄くはない。陽子のツッコミは穂乃花も射程圏内であり幾度となく打ち込まれている。また綾の代わりに彼女に勉強を教える役目を果たす場面もある(6巻46頁)。
この二人のかかわりが他のキャラクターと比較してクローズアップされて描かれていないのは事実であるが、これは穂乃花が陽子にいつも付き従う綾に対して配慮しているという可能性もままあり得る。(陽子との交流は姉同士である香奈の方が多い)
アニメ『きんいろモザイク』における穂乃花
松原穂乃花というキャラクターが脚光を浴びたのはアニメによる功績も大きい。テレビアニメ1期は原作の展開上限定的ではあったが印象的な活躍を残していたためここに記しておく。
各話毎の出番・行動
- 第3話「どんなトモダチできるかな」
転校してきたカレンがクラスに溶け込むのに悩むという回。隣の席の穂乃花と目が合うも逃げられてしまったことを契機にカレンが「仲良くなりたい」と気持ちを露呈させる。みんなに相談した後ホームルームの壇上でクラスメイトになかよくしたいと大演説を打つ。そこで最初に拍手をしたのがほかでもなく穂乃花であり、そのあとのシーンでお別れの挨拶をする。単行本1巻87頁からのお話がベース。そこにおいて穂乃花は出てこないが、非常に重要な役割を演じることとなった。
- 第4話「あめときどきあや」
冒頭カレンが「オハヨウゴジャイマス」をはやらせようとしており穂乃花と香奈(当時は香奈だと判明していない)が「おはようごじゃいます」と声をかける。
Bパートでカレンが「教科書見せて下サイ」と穂乃花に頼んで机をくっつける。ここは原作通りのシーンで、2巻54頁の穂乃花が初登場のシーン。
- 第7話「はらぺこカレン」
Aパートで居眠りしていたカレンが起き上がり先生の質問に挙手をして穂乃花が驚く。
Bパートでテスト中カレンが鉛筆を転がして解答するのに「この音は・・・!」と動揺する。(原作第2巻90頁)
次回予告にカレンと共に出演。お菓子をあげる。
- 第8話「きょうはなんの日」
文化祭準備の資材を抱え香奈と廊下を歩く穂乃花が映る。
文化祭当日カレンと合流し、劇で白雪姫役として悪霊に囚われる姿が見られる。
- 第12話「きんいろのとき」
まずこの話が収録されているBlu-ray、DVDの盤面のパッケージにカレンと穂乃花が描かれている。
みんなが進級して忍たちが教室で話をしている。そこで始まった忍の創作劇のなかで穂乃花は指名手配中のカレン船長率いる海賊の一団として活躍サーベルを持って世界中を旅し、金銀財宝を手にしたり(王冠を冠するカットがある)、鹿におびえたりする。王子陽子の戦艦と砲撃戦を繰り広げやんちゃの限りを尽くす。おしまいにそんな物語を忍が語るのを教室の入り口から眺め「わぁ~・・・!」と感嘆する。
アニメ『ハロー!!きんいろモザイク』における穂乃花
TVアニメの2期「ハロー!!きんいろモザイク」が、2015年4月から6月まで放映された。公式HP
ここで彼女が活躍を期待されていることを証明するかのように2015年4月にはカレンとともにキャラクターソングCDが発売された。「こはくいろパンプキン」はとってもキュートに仕上がったポップチューン。→こちらで試聴できます。
また、川田瑠夏氏によるTVアニメーション「ハロー!!きんいろモザイク」 サウンドブック 「また、会えたね。」のなかには「穂乃花」というタイトルの劇半も収録されている。⇒こちらで試聴できます。
各話毎の出番・行動
- 第1話「はるがきたっ」
新学期早々、さっそくカレンにいつも通り餌…もといお菓子をあげる。
- 第2話「プレゼント・フォー・ユー」
屋外で日暮香奈と話している所を久世橋先生に睨みつけられた(ように見えた)ため、反射的に謝罪。なおこの時「ちゃんと、パンパンしないとだめだよ」と話していた。一体何の会話をしていたのだろうか…。他にはカレンからクッキーのおすそ分けを貰っていた。
- 第3話「あなたがとってもまぶしくて」
何かが違う姉妹ごっこをしているカレンと忍を見て「いいなあ…金髪の妹…」と羨ましそうに見ていた(香奈には「そっちなの?」と突っ込まれた)。
- 第4話「雨にもまけず」
花壇の花に元気パワーを注入するカレンを見て「ここ、ロンドンの魔法学校かな?」と発言。それを聞いた香奈は「はいっ!?」と突っ込むしかなかった。このへんからだんだん天然ボケとも言える発言が目立つようになる。
- 第5話「おねえちゃんとあそぼう」
カレンと学校の中庭で一休み中にわらしべっていたアリスと初めて直接言葉を交わす(この時春にもかかわらずおしるこを飲んでいた)。そしてアリスとカレンが話す姿を見て「二人は王室の方か何か?」と発言したりカレンがアリスとの物々交換に出す品物に「じゃ、金髪はっ!?」と提案したりまたしても天然ボケをかましていた。
ちなみにこのシーン、原作では穂乃花は出ておらず、アリスとの初対面は夏休みのテニス部でだった。
- 第6話「きになるあの子」
前半Aパートにて初のメインを担当。実家のレストランの手伝いをしている際、客として入ってきた忍たちに偶然鉢合わせ。陽子とも対面することになりこれでメインキャラ全員との対面を果たした。そして何よりもかわいいウェイトレス姿を披露してくれた。この時点で、カレンの写真を撮った綾が後でメールで送るというのを聞いて、自分もカレンのメールアドレスを教えてほしいと思う。
後半Bパートでは、カレンのメアドを入手するために綾や忍のアドバイスを聞いて奮闘する姿が見られたが、カレンへお菓子を渡す際にあからさまな挙動不審で警戒モードに入られたり、そのお菓子にメッセージを入れ忘れたり、走り出したら数秒で転倒するなどの見事なドジっ子ぶりも見られた。最終的にメアドはゲットできたものの、その夜にカレンがなかなかメールとやめてくれなかったので翌日には寝不足になっていた。
この回のエピソードはどちらも、原作では2学期に入ってからのもの(しかもAパートとBパートの時系列を原作と逆にして、メアドを教えてほしくなる動機を作っている)。この時点でメールアドレスを交換しているのが、11話の展開へ繋がっている。
- 第7話「マイ・ディア・ヒーロー」
序盤にて先に下校するカレンに一声かけたのみで以降は出番なし。
- 第8話「もうすぐ夏休み」
清掃中にカレンの金髪が床に付いているのを見て手に取って愛でている所を綾に目撃されてしまった。
- 第9話「とっておきの一日」
序盤にアリスとカレンのテニス試合を見ている。後半では部活中にアリスとカレンに気を取られてボールを頭に被弾、この時に原作と同様に自己紹介をするため、それが走馬灯めいて不安になった視聴者もいるかもしれない。部活の後、二人に誘われて忍の家に遊びに行くことに(原作とは違いアリスとも初対面ではないため、アリスとカレンに見とれるシーンは5話に移されている)。また運動神経がいい陽子を部活に入らないかと薦めていた(綾の反応を見て無理には薦めなかったが)。玉乗りが得意ということも判明したが、アリスには「すごいけどテニス関係ないよっ!?」とツッコまれた。忍の家に行った時はうさ耳にメイド服という(違う漫画に出てきそうな)これまた素晴らしいコスプレを披露してくれた。
- 第10話「海べのやくそく」
残念ながら、忍たちが海に行ってる間はテニスの試合が入っていたので出番は無し。登場しなかったのはこの回のみ。
- 第11話「ほんのすこしの長いよる」
前半にてカレンからお土産を貰うために学校で待機していたが、カレンがメリーさんの如く勿体ぶっていたので、「焦らしプレイ?」とどこでそんな言葉覚えたとツッコみたくなるようなボケをかます。部活中に「きん!ぱつ!」と掛け声をすると調子が良くなるらしい。なお公園で遊んだときは、本編で初めて玉乗りを披露していた。カレンがイギリスに帰省すると聞いたときは落ち込んでいたものの、お土産の代わりに毎日メールを送ることを約束した。
- 第12話「なによりとびきり好きだから」
忍の英語の答案を拾って点数を見て動揺するも、「モザイクかかってて見えなかったから!」と慌てて飛び出していった。EDでは香奈と共に例の掛け声を発しながら部活に励んでいた。
きんいろモザイクPretty Daysにおける穂乃花
劇場版であるPretty Daysでも穂乃花は活躍。印象的なシーンをピックアップ。
序盤文化祭の準備でにぎわう廊下を歩いていき、忍たちのいる2-Aに戻るとみんなの輪に加わり、楽しそうにしている。
中学校時代の回想で入試当日香奈と共に昇降口で「この中にいつかお友だちになったりする子がいるのかなぁ」と談笑をする。
入試結果を見に来て無事合格したことを香奈と喜び合う。
文化祭に戻って「君の髪はGOLD」上演中に舞台袖に控え忍のサポートなどを執り行う。その後カレンがとんでもないハプニングを起こすも、穂乃花は舞台上で玉乗りをしながらジャグリングを見事に行う。
きららファンタジア
アプリゲームきららファンタジアに主要人物5人組に加え初期メンバーとして穂乃花も参戦している。
また、メインシナリオ第1部『封印されし女神』の5章「きんいろパニック」でも登場しており、忍と同じく七賢者ジンジャーに捕まえられている。
2019年8月27日より配信された母なる原悠衣先生がお描きになったきららファンタジアスペシャルクエスト「きんいろダークネス」とそれを記念して闇堕ちしたアリスとともにキュートみ溢れウエイトレスファイター★5松原穂乃花がここに降臨したのである。
先生曰く星5衣装は「レストラン松原」における穂乃花を、初期の★4衣装はテニス部での彼女をイメージされたという。
きららファンタジアでのプロフィール
★4穂乃花
水属性のせんし。黄色のひらひらとした戦闘服に白いお花の冠という女の子らしい格好と両手でしっかり持った大剣のコントラストが印象的。
とっておきスキル名『カレンちゃんフェチ…!?』。
わざの説明:天から降ってきたカレンの写真の見て発奮、敵を乱れ突いて屠り倒す愛の暴力。
★5穂乃花
月属性のせんし。カレンとおそろいである。ウエイトレスをモチーフにした頭巾と緑色のチェックがかわいいエプロンドレス姿で長剣を振り回す。
とっておきスキル名『輝きの金髪同盟』。
わざの説明:突如忍が現れカレンウィッグを授ける。金髪同盟のきらめきにパワーがチャージされることで生み出された球体を玉乗りして敵に向かって襲いかかる。
きららファンタジアにおける穂乃花はほんわかした見た目とは裏腹に好戦的であり、カレンを自らの腕力でアシストしたいという気概と強い想いが感じられる。カレンを慕って異世界冒険に繰り出す穂乃花はアニメ1期の最終話でカレン船長とともに航海の日々を過ごした海賊少女穂乃花を思い出させる。
原作来歴
単行本第2巻54頁 初登場
第4巻 裏表紙4コマ登場
71頁 扉絵・氏名判明
第5巻 扉絵カラーイラスト カレンと共に
第7巻 カバー裏イラスト
17頁 扉絵単独登場
きららMAX2017年7月号 表紙を飾る
第9巻 扉絵カラーイラスト 香奈と共に
関連イラスト
関連タグ
九条カレン 日暮香奈 大宮忍 小路綾 アリス・カータレット 猪熊陽子