765コンボでフルコンボだドン!!
概要
DMEX-08「謎のブラックボックスパック」にて登場したクリーチャー。
「太鼓の達人」とのコラボカードであり、イラストではバチお先生が登場している。
ちなみに、「太鼓の達人」の主人公である和田どんは未登場だが、あちらは同弾で再録されたドンドド・ドラ息子のイラストで登場している。
カードとしての能力
解説
このカードの能力はかなり特殊であり、相手が手札のカードとカードで音を鳴らした場合、このクリーチャーにバトルゾーンを離れない能力が付与される。
カード名から分かるように、多くのカードゲームでも問題視されることが多いシャカパチ行為をやめさせるためにデザインされたカード。
……なのだが、そもそも能力の発動条件である、「カードとカードで音を鳴らした」の基準は曖昧であり、例えばカード同士が少しでも接触した場合、人の耳に聞こえないレベルでも音が発生してしまう。
その音も「鳴らした」内に入ってしまうと、相手は手札のカードをそれぞれ話した状態でプレイしないと、このクリーチャーの能力を誘発させてしまうことが多い。
そのため、鳴った鳴っていないで揉める事態が多発してしまうことがある(挙句の果てには、発売前、先行公開の段階でこのカードを禁止カードに指定したCS会場が出たこともあった)。
また、このカードの能力の関係上、相手の手札が2枚以上無い場合だと、能力が発動できない。さらに、手札以外のカードで音を鳴らした場合でも能力を発動することが出来ない。
もちろん、その能力は相手依存なので、例えば相手が勝利宣言 鬼丸「覇」などの強力なアタッカーを使っていた際には、相手が敢えてシャカパチを発動させることで、そのまま離れないを付与されたこのクリーチャーが標的にされてしまう可能性も高い。
おまけに革命チェンジとの相性も非常に悪い。革命チェンジをしようとした際に、相手がシャカパチをした場合、このクリーチャーに離れない能力が付与されてしまい、入れ替える効果が不発になってしまう。
本来はシャカパチ行為をやめさせるために作られたはずが、実際には、曖昧な基準や革命チェンジの相性の悪さ、シャカパチに十分注意している相手に対してはバニラ以下のスペックになってしまう等、かなり問題点が多い能力になってしまっている。
このカードに限らず、DMEX-08に収録されている他作品のコラボカードの殆どは実用性が乏しいカードが多かった(特にとあるアニメとのコラボカード)のだが、このカードも実用性で問題点が多く、実用性が低いカードになってしまっている。
余談
「○○者(もの)」というカード名は、リビング・デッドなどで使われることが多いカード名である(特に「○○者(もの)」はリビング・デッドの命令ルールでもある)。しかし、このクリーチャーはメタリカであり、メタリカに「○○者(もの)」が使われるのは何気にとても珍しい。
フレーバーテキストの「765」は「太鼓の達人」を開発したメーカー「ナムコ」の語呂合わせ。なお、現在はバンダイナムコになったため、「876」という語呂合わせも存在している。
カードイラストには、「太鼓の達人」のキャラである「とらまい」、「お面小僧」もカードとして登場している。周囲には、同じく「太鼓の達人」のキャラである「たましい」も登場している。