概要
メギド72に登場する追放メギドの1人であり、初期キャラの1人。ブネたちと共にソロモン王を探す旅をしていたが、肝心のソロモン王と遭う時には一団からはぐれており、ソロモンの指輪の能力で召喚されて合流する。
プロフィール
身長 | 158㎝ |
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年齢 | 16 |
転生日 | 6月2日 |
人物
アホの子。少し前に話していたことすら忘れているレベルの鳥頭。ただし、当人の地頭が悪いわけではなく、たんに興味がないだけ。
王立学園学長の娘であり、王立学園に学生として通っていた。専攻は植物学(とくにフォトンが植生に与える変化について)であり、植物・茸類の話になると人が変わったように知性的になる。
正確に言えば、「メギド時代」は非常に知性的なメギドだった。
脳に「知恵のキノコ」の菌糸が寄生しており、フォトンによる疑似的な神経系を生成するそのキノコの影響で脳自体が増強されていた(本人曰く「キノコ自体に知性があるわけではないので乗っ取られていたわけではない」)のだが、そのキノコ部分はシャックスとはみなされず、ヴァイガルドへの転生処理で弾かれてしまった。
結果として「低いマシン性能に重いソフトが入っている」ような「物理的におつむが足りない」状態になっており、転生前の記憶の大部分を封印した挙句非常に忘れっぽく、興味の向かない(脳容量を割けない)話は一切理解できないなど完全に処理落ちを起こしている。
これが馬鹿であり天才である紙一重、シャックスの知性レベルの正体。
他の人物を名前から2文字をとって繰り返したあだ名で呼ぶ癖があり、主人公(ソロモン)はモンモン、バルバトスのことはバルバルと呼び、敵である幻獣ですらゲンゲンと呼ぼうとする。また他人の名前に限らず「どゆことどゆこと?」「あたしに任せて任せて!」等、同じ言葉を二回続けて言う癖がある。
なお、いけすかない人間に対し「腐ったフォトン袋」呼ばわりするなど、驚くような毒を急に吐くことも(無邪気さ故の発言かもしれないが)。
メギド時代は通称「欲しいモノ全部持ってく団」と称されるシャックス軍団を率いており、『中央議会に反逆する強メギドに対し「従えているぬいぐるみ兵が可愛くて欲しいから」というだけの理由で戦争を吹っ掛ける』『戦争を仕掛けることが法的に禁じられている(破ればまず軍団全員の処刑は免れない)公共不可侵軍団(果てはその中でも例外的に武力を持つことが認められている組織)に「正確な地図が欲しいから」戦争を吹っ掛ける』など、非常に破天荒なことを行っていた。
メギド時の段階から、他メギドよりもメギドらしく、『戦争社会』を体現したメギドであった。
ヴァイガルドに転生してからも数多くの不幸を経験してきたが、マルファスやソロモン等多くの仲間達に支えられ、王立学園に通うきっかけであった一つの不幸を自らの手で希望に塗り替えた事でリジェネレイトを果たした。
その姿は追放前にメギドラルで軍団長をしていた時のものそっくりだが、頭の中までは当たり前だが再現できていない。
メギド体は巨大なひよことラバーダックを掛け合わせたような姿で、数あるメギドの中でもかなりファンシーである。
ゲーム内での性能
カウンター・ファイター
「どこに隠れたって無駄無駄!
ビリビリ悶絶いくよー、食らえ食らえっ!」
感電(スキル封印)付きの攻撃を放てる妨害サブアタッカー。
メギド72は状態異常アタッカーやかばう(攻撃誘導効果)持ちなど戦略的に必須とされる特殊スキルが多いが、それを見越したように初期キャラでそのすべてを揃えており、シャックスはその一角を担う。
また素早さも早く、場合によっては高速アタッカーも兼ねる。
スキルフォトン1つで手軽に感電攻撃を行えるキャラは全体でも貴重な方で、初期メンバーではあるものの終盤の強敵相手にも活躍のチャンスが有る。
バースト・ファイター
「いちピヨにピヨはピヨピヨでも…っ!
連携すれば、どかどかどっかーんだよ!」
「自身がチェインを行うとき、次の行動のチェイン数を+1する」という特性が特徴なチェイン系アタッカー。このためマルコシアス(バースト)の奥義など高チェイン数で高い効果が得られるチェイン系メギドと相性が良い。
また自身をリーダーにした場合、アタックが雷ダメージになる他、雷ダメージを与えた時に覚醒ゲージが+1されるという効果を得るため、雷ダメージ攻撃である覚醒スキルを連続で放ち最後に奥義を放つという自己チェインコンボが成り立つ(ただし、自身がパーティ内で最も素早さが低い事が条件)。スキルが雷属性の4連攻撃という事もあり、真珠姫ルゥルゥ討伐の適性が非常に高い。