概要
メギド72に登場する追放メギドの一人。
プロフィール
転生日 | 3月6日 |
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身長 | 163cm |
年齢 | 17 |
メギド体での好物 | 朽ちかけた石造建築物 |
人物
ヴィータとしては王立学院の学生。同じく学生であるシャックスとは親交があり(互いに追放メギドであることも明かしている)、よくノートを強引に借りられるなど、日々「悪魔的ヴィータ」と呼ばれるシャックスに振り回されている。王都の酒場「コラフ・ラメル」でバイトもしている。
皮肉屋で冷静な性格で、追放メギドの中では常識人に近い。しかし、シャックスが関わると普段のペースが乱れ、掛け合い漫才のようなやり取りになることもしばしば。
アジトではアモンやキマリスなど年少のメギドに勉強を教えている。
自らがメギドであることを明かした、ヴィータの親友がひとりいる。
メギド体は多くの古い石造建築物から構成された、巨大なゴーレムのような姿。
※以下、リジェネレイト体マルファス(バースト)のキャラストーリー、及びメインストーリーのネタバレを含みます
家族構成は姉二人のみ。両親は既に他界しており、両親の莫大な遺産で生計を立てている。実家でのシーンに豪邸風の背景イラストが使用される、離れがあるなど、かなり裕福な家庭であることが窺える。
家族内でもマルファスと呼ばれているが、ヴィータ名を別に持っている。
メインストーリーにて、現在のメギド体は本来のメギド体と異なることが明らかになっており、発生当初は鳥の姿をしていたのではないかという示唆もされていたが、ついに本人の口から「本当の姿はカラスのような見た目」をしていたことが語られた。
当時のマルファスは小さく非力で、鋭い牙や爪で簡単に重傷を負わされてしまうほどに脆弱であった。そこでマルファスは身の回りにあった、硬いものや鋭いものといった様々な物質に興味を持ち、それらを取り込むことで身を守ることを思いつく。食事も忘れて融合を繰り返すことで、いつしか類を見ないほどの巨大で頑丈な体を手に入れるが、それと引き換えに本来の姿に戻ることができなくなってしまう。なお、前述の「メギド体での好物:朽ちかけた石造建築物」はこれに由来する。
この時のマルファスは巨大化し過ぎたために、数少ない強みであった俊敏さが失われたことを後悔していたが、転生を経て仲間たちに出会ったことで、この巨体だからこそできることがあるという新たな気付きを得る。こうした経験や親友の考え方に感化され、小さな変化の積み重ねによる確信を得てリジェネレイトを果たす。
「其はすばらしき戦士の器」イベントストーリー内で「アブ・ラメリ」を追う最中に起きたとある出来事をきっかけに、ヴィータ的観点から改めて建築物に興味を持つようになり、建築家という将来を希望するようになる。
メインストーリーでの行動
メインストーリーでは6章1節から登場。ソロモンの指示でシャックス、コラフ・ラメルのマスターと共に辺境の調査へと赴く。その道中で奇襲攻撃を受け、フォトンが使えない状況下で改造メギド相手に苦戦を強いられるが、駆けつけたラウムの助太刀やシャックスの機転により撃退に成功。そしてこれをきっかけにサルガタナスと接触したことで、後の様々な出来事に大きな影響を与えることとなる。
その他、アドラメレクによる襲撃事件の際に一時的に指揮を執ったり、敵の「呪い」の正体を見破ったりするなどの活躍を見せた。また、プランシィや頭脳派メギドたち相手に三界とフォトンの関係性や、メギドの転生について熱い議論を交わす場面もあった。
7章からはメギドラル遠征に参加。ブネのはからいでソロモンと年の近い仲間が集められており、マルファスもその一人としてソロモンと共に行動する機会が多い。主にブレインとして作戦立案に口出ししたり、解説役を担ったりする場面も多いが、それ以外にも飛行能力を利用した偵察や連絡係、敵を罠に嵌めるための囮役など幅広い役割をこなしている。
8章ではとある事件に関してごく一部のメギドのみで秘密裏に進めていた計画を打ち明けられるなど、仲間からの信頼も非常に厚い様子が見られる。
ゲーム中での性能
「僕のパワーで潰してやる!」
カウンタースタイルのトルーパー。
地形に伴うダメージを受けない飛行特性を持ち、リーダー時のマスエフェクトもダメージ無効や蘇生など、ダメージの軽減や回避につながる、長期戦向きのものが多い。
スキルは相手のフォトン奪取、覚醒スキルと奥義は列攻撃である。さらに前者は相手の防御力低下、後者は味方へのダメージを1回無効にする効果をもち、大規模な攻撃をしつつ妨害と守りを固めるスタイルを得意とする。
リジェネレイト後はバーストスタイルのチェイン使いに変化。
レベル制スキルや遅延行動などテクニカルな記述が見えるが、一言で言えばサポーター型メギドである。
カウンター時の妨害寄りの性能から一転、ダメージ軽減や攻撃力バフを味方に付与する支援型の性能に変化しており、これまで多くのチェインメギドでネックとなっていた初動の遅さをスキルで、フォトン事故を覚醒スキルである程度カバーできるようになっている。
また、スキルLv2の列覚醒が前後列ターゲット指定可能であったり、奥義で強化解除とチェインが同時に行えたりと、チェイン専用パーティー以外にも採用しやすい性能と言えるだろう。
関連イラスト
関連タグ
シャックス(メギド72) マルファス (原典上の悪魔として)