概要
鳥綱ペリカン目シュモクドリ科シュモクドリ属に分類される水鳥。
シュモクドリとギニアシュモクドリの2亜種に分類される。
形態・生態
全長58㎝。
サハラ砂漠以南のアフリカ大陸、マダガスカル島、アラビア半島西南部に分布。河川やその付近、淡水の湿地や沼地、視界の開けた草原などに棲息する。
名前の由来は、長く伸びた後頭部の冠羽と嘴により、頭部が撞木(鐘・鉦 ・磬 を打ち鳴らす丁字形の仏具)のように見えることから。
食性は動物食で、魚類、両生類、昆虫類等を餌とする。
樹上や崖などに小枝や葉を泥で固め、骨などで装飾した直径1.8mに及ぶドーム状の巣を作る。巣は頑強で成人男性の体重にも耐えられる。