概要
本体はエイ・フェックス兄。
スタンドヴィジョンはない。
本体の左手で触れたものを石化した右手に瞬時に移し替えることができる能力。
かなり限定的な能力ではあるが、エイ・フェックス兄はこれを利用して手錠や柵の針金を移動させ相手を拘束、車からガソリンを移動させて相手に浴びせる、弟のスタンドを移動させての連係プレーなど様々な戦法を披露している。まさに「「くだる」「くだらねー」...ってのは所詮...ここの使い方ひとつさ...能力ってのはな...」を体現したような能力といえる。
瞬間的に手から手へ移動させるため、左手には弟の毒ガスのダメージがあったりガソリンが付着したりといったことはないようだ。
弟のスタンド「ショット・キーNo.2」共々ハズレスタンドと評されることもあるが、シンプルなスタンドゆえに応用の幅は狭くない。
また、彼は職務質問に来た警官を撃退した際に、左手で触った警官の手首を瞬時に移動させるという使い方をしている。相手の肉体をも移動させられるのであれば、左手で敵の頭や胸に触れることで右手に脳や心臓を移動させて殺すことが可能かもしれない。
欠点があるとすれば、素手の定助にボコボコにされるなどヴィジョンのないスタンドであるにもかかわらず肝心の本体があまり強くないところであろうか。作中では上記のような頭脳プレイや弟との連携で補っていた。