リツコ「まさかシンジ君の本当のシンクロ率はゼロではなく、それに最も近い数値」
マヤ「はい。シンクロ率、無限大です」
概要
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||にて記録された、碇シンジとエヴァンゲリオン初号機のシンクロ率。
前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の深層シンクロテストにおいては、シンジと初号機のシンクロ率は「0」とされていたが、『シン』にてシンジは綾波レイの呼びかけに応え初号機に搭乗し、動かす事が出来た。
これに際し、赤木リツコは「自分たちはとんだ考え違いをしていたのかもしれない」とし、シンジのシンクロ率は0ではなく、0に最も近い数値、即ち「無限大(∞)」であるとした。
余談
一見すると突拍子もない設定に見えるが、実は旧劇場版においても日向マコトが「パイロットの反応が限りなくゼロに近づいていきます!」と言っているシーンのNERVのモニターに「∞=0.00000000」と書かれているのが確認できる。
だが、こちらが「絶望」と「死への執着(デストルドー)」により引き起こされた「マイナス」なものであるに対し、「シン」は「希望」と「生への執着(リビドー)」により引き起こされた「プラス」なものであるため、両者は同質とはいえその経緯はまるで異なっている。