CV:熊谷健太郎
概要
最強とされる冒険者パーティ「白銀の剣」のリーダー。盾役(タンク)。〈処刑人〉の正体がアリナ・クローバーであることを最初に見抜いた男で、それ以来彼女にベタ惚れしている。
暇さえあればアリナに殴られているが、正真正銘人類最強クラスの一角。
神域スキルこそ持たないが、一般的に最強とされる超域スキルを複数保持。更には最強パーティのリーダーの立場にふさわしい冷静かつ高い思考能力の持ち主であり、それを転用した事務処理能力はアリナ以上。
無論イケメンであり、財力も13歳当時で既に冒険者の長者番付にランクインするほど。
実際、第1巻で全損した盾を買い直した際は家一軒分(=受付嬢の給料だとローン30年分)の高級品をあっさり買いなおしている。
何よりその信念…タンクとしての精神性は高く、否、むしろ高すぎて“捨て身の覚悟”がキマりすぎるあまり時として仲間にすら「タガが外れている」と思わせるほど。
相手が愛しのアリナともなれば正真正銘瀕死状態にありながら根性で体を動かし戦闘を続行するほどであった。
…ゆえにアリナへのアプローチも悪い意味で捨て身、ストーカーじみておりスキルをの悪用も平然と行うため、彼女に殴られるのは半分くらい自業自得。というか、むしろアリナを暴力ヒロインに貶めている元凶のだいたい半分(残り半分は残業)。残業の手伝いと引き換えにデート1回を要求するなど小賢しい真似も平然と行う。
自身のハイスペックぶりを台無しにする奇行、冒険者という収入不安定な自由業であること、更に玉の輿をズルく思うアリナのクソ真面目っぷりが合わさり、彼女からの好感度はかなり低い。同僚のルルリからも「脈なし」と呆れられるほど。
だが、基本的に善人でアリナが絡まなければ心身ともにイケメンであり、そのアリナも残業回避のためとあらばジェイドの小賢しい取引の誘惑に抗えなかったりするので、アウトな世界線でならあっさりと結ばれるかもしれない。
要するに乙女ゲーの攻略対象にありがちなねちっこいイケメン。