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人物像

不思議な事象に興味を持つ人間の少年。

年齢は媒体によって8歳と紹介されていたり10歳と紹介されていたりする。

ひょんなことから歯が一本抜けた口元と、左手の甲のタトゥーかタトゥーシールらしき模様が特徴。


シングルマザーの母と妹のソフィーと飼い犬のアビーと共に暮らす。


原作者のウィリアム・ジョイス氏によると、「ジェイミーは観客から見ると、どんな子どもでも同一化できるようにした登場人物だった」とのことである。


ある日友人たちと雪遊びをしている最中、ジャックフロストに接触されてから妖精たちと関わっていく。



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※以下ネタバレ





「ジャックフロストって誰?」


当初、彼はジャックフロストの事が見えておらず、母からその名前を聞くまで存在を知らなかった。

そのため、ある晩他の妖精と共に現れた際もジャックフロストだけが見えていなかった。

が、妖精に出会ったことによって信じる心が持続していた。

しかし、友人たちは反対にピッチの策略により信じる心を失って行き、やがてそれは世界中へと広がっていった。


その中で、ジェイミーは世界でたった一人、信じる心を持ち続けていた。


それでも友人たちの姿を見ていて迷いが生じ始めていた。

うさぎのぬいぐるみに話しかけながら、「いるなら反応してほしい」と不思議な存在へと呼びかける。

それを見たジャックフロストは、窓に霜を張り巡らせ、メッセージを贈った。


ジェイミーはそれに気づき、やがて、彼の鼻に空中を漂っていた雪の結晶が触れる。


「ジャックフロスト?」


そして―、



ついに二人は対面を果たし、ジェイミーはジャックフロストをこの世で最初に見た人間となった。




ちなみに、ジェイミーの母は吹き替え版では「ジャックフロストにからかわれるわよ」と言っているが、原語版では「ジャックフロストに鼻をつままれるわよ」と言っている。

つまり、雪の結晶が鼻に触れたことによってジャックフロストの話を思い出したということになる。


ジャックフロストとの関係

ジェイミーの髪型や目の色などの雰囲気がどことなくジャックの妹・エマに似ていることから、

「ジェイミーはジャックの子孫ではないか?」「だからこそジャックはジェイミーに引き付けられたのではないか?」という推測ができる。

ピーター・ラムゼー監督はこれを聞かれたとき「誰にもわからないさ」と述べている。

そこが物語のミステリーの一つになっている。


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