お前は美しい
己が生きるために他者を屠り喰らう 命が背負う業を最もシンプルに体現する存在だ
概要
カルマ協会の技術部総責任者。名前の綴りは「Jenna Angel」。
外見は黒髪の女性だが、機能する卵巣と精巣をもつ両性具有でセラの母(父)にあたる。
十年前、地球環境の異常やキュヴィエ症候群の原因が太陽から降り注ぐ情報であることを突き止めた人物で、EGGの情報とメーガナーダから悪魔化ウイルスを構成した。
自身も悪魔化能力を得ており変身悪魔は“ハリ・ハラ”、アートマは“メイルシュトロウム”で、印は胸にある。
悪魔化ウイルスの実験の為にジャンクヤードにウイルスをばら撒き、セラの身柄確保の提示や情報セルの収集、バロンに特殊能力を与えた張本人。
ゲイルは彼女の顔を度々思い出して感情を発現させかけ、また彼女自身もゲイルにある人物の面影を感じている。
一作目ではサハスララの頂上でエンブリオンメンバーと対峙しセラを連れ去ろうとするが彼らの想像以上の結束と力の前に敗れ、ジャンクヤード消滅の為に撤退する。
二作目では、万人に「解脱」への機会を与える為に、ローカパーラと実体化したサーフ達を利用してマルゴ・キュヴィエの推進する「ニルヴァーナ計画」を妨害する。彼女は「解脱」を人間の生物的進化としてとらえ、自然淘汰の中でしかなしえないと考えた。その為に悪魔化ウイルスを用いて全ての人間を悪魔化させて喰らい合わせ、残った者が生きる意味、悟りを得る「混沌」の世界を生み出そうとした。
また、カルマ協会職員から男女の別なく慕われるカリスマであり、強力な直属士官を擁している。