概要
『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』で初登場したモンスターで、腕が6本もある紫色の邪竜。本作のモンスターは大抵再出演の機会に恵まれないのだが、コイツは『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』をはじめとして、以降の作品にも登場している。
いかにもボスみたいな風貌だが、幻魔の皆様やギスヴァーグと違って一般モンスターである。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』や『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』では2枠に分類され、いかにもパワフルそうな見た目に反して攻撃力はあまり高くなく、かしこさが非常に高いのが特徴。配合ではシドーを使う。
『テリーのワンダーランド3D』では「強力な特技を得るにはデメリット特性を背負わされる」という足かせつきなのだが、コイツのスキルは比較的軽度な「アンラッキー(そのターンの間、確率で成功する特技がすべて失敗する)」でかのメドローアやリザオラルを覚えられる事からスキルの採用率が高かった(相手の素早さを下げる「ボミオス」以外は必ず効果が出るため、アンラッキーを踏み倒せる)。
一方で本体は非常にクセが強く、行動回数が1~3回と不安定な上に守備力が終わっている。また「ベタンブレイク」を持つが、ベタン系呪文は割合ダメージなのでかしこさは活かせない(ダークマッシャーや岩石おとしなどそもそもかしこさが要らない特技だらけ)、挙げ句自分のスキルと能力が噛み合わない、と散々。
こんなやつだがスキル自体は非常に強力なので他の連中に供給する役割は持てる。