概要
ゲーム『トトリのアトリエ』に登場するジーノ×トトリのカップリング。
二人は幼馴染で、出身地であるランヤ村には年齢の近い者がお互いしかいなかったようで、自然と唯一の遊び相手となっていた模様。
そのためお互いに歯に衣着せぬ物言いをするものの、長年そうだったためか特に気にせずむしろ相手の扱いに完全に慣れているらしい会話を序盤から繰り広げており、そういった幼馴染みならではの遠慮のない会話が魅力の1つである。
もう1つのわかりやすい魅力に「ジーノの強くなろうと思った理由」が挙げられる。
作中でのジーノの発言を一部抜きだすと、
- トトリの父であるグイードに対して「(トトリが)少しくらい弱くたって、オレがちゃんと守ってやってるからさ」と発言。
- 師匠であるステルクに対しても「今はオレが守ってやんないとさ。あいつすげー弱っちぃし」と発言。
- ジーノとの戦闘イベントでトトリがジーノに負けると「ま、弱いからって気にすんなよ。お前一人くらいなら、いつでも守ってやるからさ。」とトトリを守るというはっきりとした意思があることがわかるような発言。
…と見ての通りトトリの事を守ってあげようとする様子や、そのためにも強くなろうとしている様子がいくつも描写されている。
実際に『トトリのアトリエ』での彼の出演スチルのうちなんと半分の3つのスチルでは、ジーノがトトリを背に庇うような構図で描かれている。
作中で強くなろうとした理由はそれだけではないと言ってはいるものの、母を探すために冒険者になろうとするトトリを自分が守ってあげられるように、という想いが昔からあった事は確かであろう。
また『トトリのアトリエ』に続く『アーランドシリーズ』の第3作目『メルルのアトリエ』にも揃って登場し、成長した2人を見ることが出来る。
トトリが冒険者を辞め一緒に出掛ける機会が減ったせいか、以前より共に過ごす時間が減っているようではあるが、それでも2人が登場し会話するイベントでは昔と変わらない息の合った会話をプレイヤーに見せてくれる。
なおジーノはメルルに対して「昔のトトリに似てるから助ける」といった発言をしていることから、未だに彼の行動基準にトトリの存在が影響を及ぼしていることが窺える。