もしかして→ジャン=クロード・ヴァン・ダム
概要
1970年代の悪党チーム、ヴィシャス6の一人。
右手から胴体右半分が機械仕掛けのブロスターのハサミとなっており、物を切ったり、敵を挟んだりなど様々な使い方で暴れるフランス人風の男性の悪党。
人物
前述の通り、ハサミを使った戦いを得意としており、
公式の紹介文ではニヒルと言われているが、劇中では表情豊か。
冷酷な悪党としてだけではなく小学生のグルーを「プチ大人」としてうっかりメンバー募集の面談を許可してしまったり、壁が壊れているのにドアを開けて通ったりなど若干おっちょこちょいというか要領の悪い一面が垣間見える。
経歴
1970年代最強の悪党チーム、ヴィシャス6のメンバーの一員として登場。
伝説の石であるゾディアックストーンをワイルド・ナックルズから裏切る形で奪った後、彼を始末するために掴んでいたロープをハサミで切り落とし、ワイルド・ナックルズを空からジャングルへ突き落とした。
その後はメンバーの欠員を埋めるための新人募集の面接に来たグルーを面接に招いたようだが、ベル・ボトムから「あんたどっかおかしいんじゃない?」と言われてしまう。
まだ子供という他のメンバーの意見に同調し追い返そうとするが、グルーにゾディアックストーンを奪われてしまうという形で失態を犯してしまい、グルーを追いかけるも取り逃がしてしまう。
その後グルーを捕まえるため他のメンバーと共にサンフランシスコに移動。凶器であるハサミが付いたブロスター型の乗り物に乗り、ワイルド・ナックルズの屋敷を襲撃する。
繁華街での決戦時にはゾディアックストーンの力で巨大なサルに変身。巨体と共に巨大化したハサミを振り回し、AVL(反悪党同盟)やグルーを助けに来たボブを追い回すが、覚醒したボブのタックルで急所をぶっ飛ばされる。その後グルーを救出しようとしたオットーを捕まえるも、解放されたグルーの闇討ちによって頭を攻撃され気絶してしまい炎の海に落ちてしまう。
そこから再び復活し、今度は他のゾディアック化したメンバーと共に負傷したワイルド・ナックルズとグルーを襲おうとするが、覚醒したミニオンズに全員吹き飛ばされる形で阻止され、(ベル・ボトムが落とした)ゾディアックストーンを使ったグルーによってネズミの姿に変えられてしまい無力化してしまった。(このときサルに変身した時には残っていたハサミが何故かなくなっており、帽子だけが残ってしまった。つまり今まで使ってきた武器が使えないただのネズミになってしまったのである。)
その後はAVLによってネズミの姿のまま他のメンバー共々連行されていく形で物語からフェードアウトしていった。