概要
映画「ミニオンズフィーバー」に登場するキャラクター。世界最恐の悪党集団ヴィシャス6(しっくす)の創設者でリーダー。グルーが憧れる大悪党。高齢の老人だが、長身でスレンダーな体型。機敏な動きによる格闘戦が得意。
目的のために部下の給料を支払うのを後回しにした上、レッスン料としていきなり格闘技を叩き込み始めるなど仲間・部下に対してマッチョイズムな面が見られるものの、仲間と共にチームとして何かを成し遂げたいという願望を持っている。
本編の顛末
冒頭で秘宝「ゾディアック・ストーン」を手に入れるが、ベル・ボトムたち仲間の裏切りでゾディアック・ストーンを奪われ、さらに飛行艇から落とされてチームから追い出されてしまう。
生き延びていたワイルド・ナックルズはベル・ボトムたちに復讐を誓い、ゾディアック・ストーンを取り戻そうと見張っているうちにグルーがゾディアック・ストーンを奪ったことを知り誘拐する。
結局グルーはゾディアック・ストーンを持っておらず、最初はグルーの実家に電話越しでゾディアック・ストーンを身代金として持ってこさせようとしたが、その間に部下たちに辞められてしまい(催促されていたにもかかわらず給料の支払いを復讐の計画を最優先にしたことで先送りにしていた・マスターチャウにボコボコにされて部下達自身がこれ以上戦うのが厳しくなったなどの理由が挙げられる)、グルーを代わりに子分としてこき使おうとする。やがてペットのワニに襲われたのをグルーに助けられたことで意気投合し、グルーの師匠となる。
しかしグルーと盗みに出て行っている間にベル・ボトムたちに屋敷を破壊されてしまい、かつての仲間の仕打ちに意気消沈し、グルーに家に帰るように言って突き放す。
その後、ベル・ボトムたちに捕まったグルーのピンチに現れて、ケビン達と共闘。戦いの最中、重傷を負い、その後反悪党同盟に逮捕されて獄中死した。…と思われていたが、ひそかに生き延びていてグルーと再会。「俺もいつか死んだふりして当局の目をごまかしてやりたいわ」と喜ぶグルーに「お前は月を盗め。大きくいけ!」とエールを送った。その後の消息は不明。
ミニオン超変身のラストに登場していない事からミニオンズの後の時間軸である怪盗グルーシリーズ本編ではすでに他界している可能性有り(劇中で明確に言及されていないためやはりその後の詳細は不明)。