「この俺の力、魔神の力、全部まとめて食らいやがれっ！」
モチーフ：千夜一夜物語
CV：内山昂輝
イラスト：前嶋重機
キャッチコピー：魔神ランプの使い手
概要
『千夜一夜物語（アラジンと魔法のランプ）』をモチーフとしたキャラクター。
結び目が長く揺れる紫のターバンと月の飾りが特徴。褐色肌にプラチナブロンドの髪である。デザインとしては魔法使いの意匠も入っており、スキル時に魔法陣を出す。
世界中のお宝を集めることが野望の盗賊で、さらには「月をも盗み出す」という大きな欲望に惚れ込んだ魔神が勝手に付いてくるようになった。
持っている野望のデカさのわりに、性格は気まぐれで怠惰。だが自分が認めた相手には、まるで彼自身が「魔神」かのように願いを叶えてやろうかと聞いてくることも。戦場でも快活なセリフで周囲を鼓舞する。
性能
ロールは「ファイター」。
長射程で鈍足で硬直も重たく、ストレートショットも遅くて非ダウン属性。近寄られると脆いのはまるでランプを奪われ一般人となったアラジンのごとく。
しかしアビリティ「魔神同化」によって魔神化状態となると一転、ドローショットのニ連射化と弾速や威力の強化、ストレートショットの超弾速＆ダウン属性化、スピードアップ、ステップ性能向上、拠点攻撃力アップと大幅強化。特に裏取り時には吉備津彦に並び立つ破壊性能を誇る。
この状態に至るには魔神ゲージを貯める必要があり、スキル「尊大なる我欲」で強化したストレートショットを敵に当てる、また「強欲の大渦」「願望掌握」「天駆ける絨毯」「魔神の豪腕」を敵キャストやNPC兵士にヒットさせることでコツコツと増加する。壁を越えたり射程自体は長めだったり、近寄られさえしなければレーン戦が成立する最低限の性能は備えている。
ワンダースキル「纏いし千夜の夢」は即時で魔神化、さらに敵キャストや兵士を自身に吸い寄せるフィールドを発生させる。どんな状況でも任意に魔神化できるのは強力で、この吸い寄せフィールドがあると兵士が攻撃してこなくなるため実質無敵、敵キャストを逃さない能力も高い。
他キャラクターとの関係
アナザーキャストのマリクは自身とは別人。ジーンの制作者がシェハラザードで、マリクはその妹のドニヤザードが作り出した。彼のことは「王様」と呼んでいる。
ロビン・シャーウッドとはイケメン同士というのもあってか、周年記念イラストやドラマCDにて共演。ギャグ回だったのもあり、公式4コマ漫画と同じくグータラヒモ男として好き放題していたところ、ロビンが言いくるめた魔神によって洗脳されてしまった。二次創作でもよく並べて扱われる。
錫の新兵とも関わりがある。焦り悩む彼女に立ち止まって頭を休めることを提案し、それで彼女も平静を取り戻した――のはいいのだが、ジーンの持つ「怠惰」さを反映して「怠惰」の心まで獲得させてしまった。
