スクリーミング・マンティス
すくりーみんぐまんてぃす
アウターヘブン傘下のフリーランス戦闘部隊「BB部隊」の一人。サイコ・マンティスの後継を名乗っている。他のBB部隊員のマインドセットも行なう。
身にまとうスーツは他のBB部隊員のパワードスーツと違い、対爆スーツ以上の防護性能を持つ。
両腕に折りたたみ式の大型ブレード、スーツの腕にカランビットとザ・ソローとサイコ・マンティスの人形を持つ。
他者を操る能力、厳密には「ナノマシンを体内に持つ人間の動きをコントロール出来る能力」を持ち、他者を意のままに操るその姿はサイコ・マンティスの再来そのものである。
ソロー人形で死者を、マンティス人形で生者を操るが、体内にナノマシンがないものを操ることは出来ず、またナノマシン抑制剤にも無効化される。
しかしナノマシン操作による強制力は非常に強力であり、作中に初めて現れた際には敵PMCコントラクターの全身の骨を折るようなデタラメな姿勢を維持させることも可能である。
南米の内戦の絶えない小国で生まれ、内戦で逃げ惑う中、敵が仮設した拷問所の地下室へと誤って逃げ込んでしまう。
拷問で響き渡る悲鳴が聞こえる中で多くの遺体が残る地下室へと閉じ込められ、異常な環境と空腹により精神は崩壊、男の遺体をまるで蟷螂のように貪り食らって生き延びたトラウマを持つ。
自身が遺体を食らっていた自覚はなく、蟷螂がオスをむさぼり食らう様が映っていた。
耳をふさいでも聞こえてしまう昼夜を問わず聞こえる悲鳴は黒い蟷螂が心の耳に栓をする方法を教えてくれた。
後に無事生き延び抜け出せたが頭の中で鳴り響く悲鳴はやまず、心の耳に栓も通用せず、それをかき消すために彼女は叫び声を上げ続けた。
亡霊として現世に残っていたサイコ・マンティスは彼女の心につけ込んで操っていたのだった。
なお同作でのサイコ・マンティスは倒されたスクリーミング・マンティスから排除されたスーツを操り、スネークの前へと姿を現し、再び超能力を見せ付ける。
スクリーミング戦中でも「ブラックアウト」に加え、発展形である「リセットォォ!」も披露。