概要
2014年に出版された書籍『マジこわ! 本当にあった!? こわ〜い話』で紹介された都市伝説妖怪。
2019年に出版された『日本現代怪異事典 副読本』、2022年の『大迫力! 戦慄の都市伝説大百科』、2023年の『続・日本現代怪異事典』などでも紹介されている。
とある病院にはスライムが看護師に化けたスライムナースが潜んでいるという。
普段は看護師として勤務しているが、夜になると緑色のスライムの姿に戻るとされる。
このスライムは生物の血肉を餌としているようで、本来の姿に戻ると院内の人々を襲っては捕食する。
ある日、とある新人看護師が病室の見回りに行った。
すると、患者が寝ているはずのベッドの中から緑色のぶよぶよとしたものが飛び出してきた。
ベッドを見るとそこに患者はいなくて骸骨があるだけだった。
患者は既にその身を食い尽くされて骸骨となっていたのだ。
それを見て驚いた新人看護師は先輩看護師に助けを求めに行った。
だがその先輩看護師こそがスライムナースであったため助けが来るはずもなく、最終的に新人看護師も食べられて骨となってしまった。