概要
名前の通りスライムを素材としたスーツ。「スライムスーツ」とも。
同組織のメンバー全員が使用する攻防一体の標準装備。
後述の通り変幻自在のため、デザインは着用者自身がイメージしたものになっている。
とはいえ、多くの場合は黒ベースに金の装飾を施したぴっちりスーツである。
なぜ他のメンバーもそうしないのかって?察しろ。
開発
本作のスライムはそのご多分に漏れず、形を変え動き回る液状の魔物である。
しかし、本作ではその行動に魔力を用いており、目をつけたシドが調べた末に魔力伝導率99%という数値を有していることが判明作中世界では驚異的な数値であり、高級品のミスリルの剣でも伝導率は50%である。
結果、素材として採用した末にスライムを遠征が必要になるほどに狩りつくし(軽く千を上回る)、さらに様々な種類のスライムの調合(自身の血肉を混ぜるなど)実験を繰り返した末に完成した。
性能
結論から言うと鎧の完全上位互換、更に攻撃性能まである。
軽く、音も鳴らず、身体の動きを補助してくれる上に防御力も折り紙付き。
着心地まで快適なおまけ付き。
元がスライムだけあって耐久性は高いを通り越して破損しても再生可能。
生地=スライムの量が減っても魔力を流す事で元通りに再生する無尽蔵に生成できる。
ただし無尽蔵といっても「魔力が続く限り」という注釈はつく。
携帯性にも優れ、小さな状態にすることで持ち運びがしやすく、別の服の中に隠すことすら可能。
そして最大の特徴が魔力を流して形状を自在に変化できる点。
使用者の意思によって瞬時に形状・硬度・強度・密度を自由に変えることが可能で好きな場所から剣や刃を生成できる。(胸も盛れる)
更には一部を千切って弾丸や鎖を生成したり、千切った後からでも離れた位置から遠隔操作でそれらを生成することすら可能である(無論、それで減ったスーツは魔力を補充してやることで再生する)。
ただし、これらはあくまで理論上の話であり、実際の性能は着用者の魔力制御能力に依存する。
弱点
上で何度も書いている通り、その性能の殆どを魔力に依存している点。
着用者の魔力制御能力次第では使える機能は制限されるし、
魔力切れや魔力封じの状況下ともなれば一部例外を除き完全に使用が不可能となってしまう。
また、着用者全員が元悪魔憑き(膨大な魔力に身体が耐えられず、魔力が暴走して生きたまま腐っていく奇病)故に運用出来ているが、一般人が着ても魔力切れ同様効果を発揮しないため、お手軽無双アイテムの類ではない。
シドのスーツ
シド自身が改造した特注仕様。シド・カゲノーの記事を参照。
関連イラスト
関連タグ
スライムスーツ:表記揺れ。及び、本装備を包括する概念。