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概要

まおスラ!」に登場するスライム系の魔物娘たち。というか本作は主人公からしてスライム娘である。

 

個々で特性は異なるが、全員防御タイプに属しており、基本的には『物理ダメージ軽減(レベルが上がると半減)』と『被ダメージ時に一定確率で分裂』のスキルを備えている(魔王スライムさまとキューブスライムは分裂しない。でもゾンビ化はする)。また拘束に強いが凍結が弱点というスライムらしい耐性持ち。

 

その性質上、相性有利な攻撃タイプはもちろん低火力な同じ防御タイプにも強く、事実上2タイプに有利という3すくみのゲームのユニットとしてはインチキ染みた性能をしている。

一方、属性相性故に魔法タイプには非常に弱く、ドライアドセイレーンのような範囲攻撃を繰り出す相手は天敵。また範囲広い+攻撃力高い+凍結攻撃、と三拍子揃ったウンディーネは最悪の相手である。

 

魔王スライムさま

愛すべき弱小魔王。

大きなスライムの上にヒト型の本体が乗ったスライムナイトスタイル(ただし丸腰)。

名乗る際も図鑑にも『魔王スライムさま』名義で載っており、あっちの魔王と同じく『さま』まで含めて正式名な可能性がある。

どういう経緯で魔王の地位を受け継いだのかは不明で、敵味方とも大抵は「魔王がスライムなわけあるか」と全然信じていない。しかし一部の博識な魔物はあっさり納得するため、スライムが魔王になるのはそれほどおかしなことでもないらしい(あと本スライムも「信じてもらえないなら行動で示せば良い」という考えで、その活躍ぶりを見て本当に魔王なのだと理解するやつもちらほら)。

こんなやつだが魔王らしいカリスマ性は持ち合わせており、「魔王のあんたがいるせいで冒険者が現れるんじゃないのか」とアラクネハンターに問われた際には「だったら私を冒険者に引き渡してみたらどうだ」と堂々と返答するなど、度量自体は魔王に恥じない。

 

ちなみに図鑑説明には「このダンジョンを支配する魔王。ただしスライムなのでよわい。すごくよわい。」と書かれており、その弱さは最弱の敵であるハニービー相手でも為す術なく討ち取られる程(ステータスはオール1~3しかない)。やはりこの世界でもスライムは最弱の魔物らしい。

しかし直接やり合わなければ十分戦える子で(というか彼女が討ち取られたら敗けなので鉢合わせは絶対に避けるべし)、「魔王パワー」を駆使すれば最弱設定を返上できそうな活躍を見せる。

ただし魔王パワーはプレイヤーが任意のタイミングで使う事になるので、戦うのは苦手な模様。

なお戦績(与えたダメージ)ランキングで1位にしてやると「働かせすぎよ!」、2~3位だと「疲れたわ…」とぼやく。

ちなみに「魔王パワー」で与えたダメージはカウントされないので、魔王さまを表彰台入りさせるには工夫が要る。ランク入りすると順位に応じて好感度を増やせるため、この方法で彼女の好感度を稼ぐなら無難に仕掛けや魔物を2種以下にするか、訓練所1にでも行ってひたすら周回するといい。




グリーンスライム

獲物を酸性の体で溶かしてしまう緑色のスライム。とにかく食べるのが好きで、好き嫌いが無いためなんでもよく食べ、満腹になると分裂する性質があるという。

決めセリフは「わたしはわるいスライムだよ!


最初に仲間になる魔物で、ゾンビパンプキーナと共にチュートリアルで仲間になる基礎キャラ三人娘の一人。

ソウル180で召喚できるブロンズランクの最下級モンスター。他2体は200ソウルなので、魔物では一番低コスト。


図鑑では「ダンジョン内で最も弱い魔物」と解説されており、最安値のコストも相まってあたかも最弱モンスターであるような印象を受けるが、それはあくまでステータスだけを見た場合の話。


実際の性能は最弱どころか魔物全体で見ても最強クラスであり、いい意味で裏切ってくれる存在。最大で20%を超えるスライム族最高の分裂率を誇り、ひとたび冒険者と戦闘に入ればどこぞのスモールグールなど足元にも及ばないとんでもない勢いで増えまくる。


その増殖能力の凄まじさは尋常ではなく、冒険者を殲滅するまで戦ったのに元の数より増えているなんてこともザラ。範囲魔法を食らうと一掃されてしまうものの、物理攻撃に対してはその異常なまでの増殖能力で何体倒されようが次々と波のようになだれ込み、数の暴力でゴールド冒険者ですら圧殺してしまう。

その上180ソウルと全モンスター中最安値で召喚できるため、物量で押し潰すその能力との噛み合いが非常に良く、下手なゴールドランクモンスターを召喚するよりもグリーンスライムを大量に並べた方が効果的なことも。


また固有デバフとして防御力低下を持ち、他の魔物の火力補助としても優秀。適当に数体並べておくだけですごい勢いで増えていくので、スペースが余ったらとりあえず召喚しておくとよい。

最初期から使えるモンスターでありながら、終盤でも主力にするに申し分ないスペックを備えたモンスターである。


ハニースライム

全身がハチミツで満たされたオレンジ色のスライム。草食で果実や花の蜜を体に蓄えており、甘くて美味しいらしい。


240ソウルで召喚できるブロンズランクモンスターだが、ステータスはグリーンスライムとほとんど同じな上に、分裂率は約半分まで落ちている。

しかしダメージを受けると低確率で周囲の魔物を回復させるスキルを備えており、どんどん増殖しながら周りに回復を飛ばしまくるという異様な継戦能力の持ち主。

この一人で集団戦と回復をこなす特異な性質から、並の冒険者集団は単騎で殲滅してしまうという凄まじいポテンシャルの持ち主。


しかしグリーンスライムが持つ防御力低下デバフを持っていないため、単純な戦闘能力はグリーンスライムより低い。

また回復の発動率が悪いと下位互換になってしまうので、その働きぶりは運に左右され気味。


なお図鑑には「無害にもかかわらず冒険者に狙われる過酷な宿命の持ち主」などと書かれているが、冒険者にとって魔物とは駆除すべき存在なので、それもやむ無し。

味方だから頼もしいウジャウジャ増えるわ回復するわの特性も、冒険者ご一行にとっては悪夢のごとし。


スライムベス

体が赤ワインでできたツインテドリルのスライム。体に果物などを取り込んで自家酒造しているので常に酔っており、彼女と戦った冒険者も酔ってしまう。いるだけでダンジョンが酒臭くなるらしい。


500ソウルで召喚できるシルバーランクモンスター。

ブロンズランクの2体と比べて耐久力が飛躍的に上昇しており、苦手な魔法もある程度耐えてくれる。攻撃力・防御力・スタミナを低下させる強烈なデバフ「やる気低下」を持ち、それでいてハニースライムと同等の分裂率を持つなど、純粋な上位種として強力なスペック。

コストもハニースライム2体分+αと手軽で、気軽に召喚しやすい。基本的には下位2体と同じような感覚で運用できるだろう。

 

キューブスライム

半透明の粘液ボディを生かして獲物を待ち伏せし、気付かず足を踏み入れた冒険者を補食するゼラチナスキューブ。たまに魔物も食われるらしい。

立方体の上にヒト型の本体が乗っているというフォルムは魔王スライムさまに似ているが、自慢の透明ボディのお陰か攻撃されることはない。


500コインで召喚できるシルバーランクのトラップモンスターで、配置した場所から動かない(トラップモンスターはいずれもこの性質をもつ)。

火力は低いが状態異常攻撃を得意としており、鈍足や沈黙のデバフを与えることができる。


特に沈黙は魔法タイプと回復タイプの冒険者の行動を完全に封じることができ、非常に強力。

防衛扉やテンタクルなど、位置固定の罠や魔物で冒険者を狙った場所に誘導し、それらに攻撃するために魔法タイプの冒険者が立ち止まる位置(だいたい3マス先)にキューブスライムを設置しておくことで、キューブスライムの攻撃で沈黙させ棒立ちにすることが可能。これを上手く利用すれば、範囲攻撃が鬱陶しいセイレーンの大軍すら安全に処理できる。


メタルスライム

液体金属の体を持ち、防御力は高いがHPが極端に低いというイメージ通りのスライム娘。女戦士の姿は昔出会った冒険者の姿を模したものらしい。


1500ソウルで召喚できるスライム族唯一のゴールドランクモンスター。

鉄の防御力で堅固な壁役を担い、ダメージ95%カットという特性によって魔法攻撃でさえ1桁ダメージに抑えてくれるが、回復効果を受けられないという重大な弱点を抱えている上、HPが2桁しかない(最大60)ため、非常に脆い。

ちなみにこのコストはゴールドクラスの最高値で、コスパの面では最弱クラスのモンスター。


しかし諦めずに育て上げ、レベル60以上になると評価は一変する。なんとあらゆる攻撃によるダメージを1にするという本家に匹敵する反則染みた防御性能を得るのだ。

こうなると一転して最強モンスターの一角へと変貌。

勇者様のユーシアだろうがウンディーネだろうが単騎で足止めする化け物染みた超強力な壁役となる。


スライム族なので分裂能力も持つが、確率は好感度最高でも3%と非常に低い。しかし1ダメージ化能力を得れば倒されるまでに50回以上攻撃を受けることになるため、意外と分裂してくれる。

当然ながら分裂して現れるメタルスライムはHP全快なので、分裂具合によっては単騎で延々と冒険者の足止めが可能。


また、回復効果を受けられないというのは言い変えればマミーの回復の対象にならないということ。このためデスナイトなどのボスランクモンスターをマミーで徹底的に回復する戦法を取る際につけるお供として最適。


総じて、レベル60以上が前提となるが強力な防御性能を持ち、育てる苦労に見合う大器晩成なモンスターと言える。

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