概要
正式なタイトルは『寄生獣 セイの格率』
時代設定が1980年代から2010年代に変更されたことにより、キャラクターデザインが原作とは大幅に異なったり、ミギーが知識を得るのにスマホを操作したり、不良の描き方も現代風になっている。また、テレビ向けということで残酷描写もかなりマイルドになっている。
「アニメ版の寄生獣」を意味するタイトルとして、原作と使い分ける際になど重宝するかもしれない。
なおこの副題を付けた意味について、プロデューサーの中谷敏夫は以下のように語っている。
「サブタイトルの「格率」の意味は、哲学者カントの言葉の訳語ですが、
なんとなく当たり前のように守っている概念みたいな意味合いです。
生態系の頂点だった人間がそうではなくなり、殺す側の論理と殺される側の論理が交錯する…。
「寄生獣」は価値観の根底を考えさせられる、哲学書だと思っているんです!
セイには「生」「性」「正」など、原作にちりばめられている様々なメッセージを込めています。」