概要
CV:島﨑信長/演:染谷将太(実写版)/菅田将暉(韓国ドラマ版)
物語の序盤は高校1年生だったが、終盤には3年生に進級し、最終回では浪人生になっている。
高校一年のある晩、右手に寄生生物ミギーを宿す。
最初こそぎこちない関係を送っていたものの、命を救われたことである程度関係が良くなり、
後半には親友ともいえる関係になっている。
巷を賑わす「ミンチ殺人事件」の犯人が寄生生物である事をただ一人知る人物として寄生生物を退治しようとする正義感の持ち主。寄生生物の正体を公表しようとしたこともあるが、ミギーに脅され諦めている。
母・泉信子を乗っ取った寄生生物に襲われた際に瀕死の重症を負ったが、ミギーの懸命の治療により一命を取り止める。
しかし、ミギーの細胞が全身に散らばった影響で、命の生死にドライになったり、合理的に物事を捉えるようになるなど、思考が寄生生物寄りになった。また身体能力も飛躍的に向上しており、アスリート並の速度で走ったり、数mの壁を飛び越える、離れた人の声を聞き取る、人体を素手で突き破るなどミギーも驚くほどの力を発揮する。
「混じった」ことで人間と寄生生物の間で揺れ動き、困惑しながら数々の悲劇や救いの経験を通じて次第に命に対する価値観や死生観を変化させ、紆余曲折を経て成長していく。
人間関係
一人っ子であり、小さな一軒家に3人で暮らしている。父親・一之はジャーナリスト。
家族関係は淡白ながら比較的良好であり、新一はこれと言って親に反抗したことがない。
幼少の頃天ぷら油をひっくり返し頭上に油が降りかかりそうになった際に母親に救われており、そのせいで父親から意見をあまり言ったことがないと言われる。
高校には村野里美というガールフレンドがおり、同級生の不良とも仲が良かった様子。
君嶋加奈にも興味を持たれ、次第に明確な好意を抱かれるようになる。
旅先で出会った真知子という少女にも好意を抱かれており、結構モテる。
同じ境遇の人間宇田守には助けを求めることが多い。
関連イラスト
なお2014年放送のアニメ版「セイの格率」では、最初はメガネをかけていたり、制服がブレザーに変更されていたりと、デザインが原作とはかなり異なる。