概要
ウォルの義父。デルフィニア北部のスーシャの領主だったが、ウォルの国王就任するにあたって彼の後見人となった。作中では『フェルナン伯爵』と呼ばれていて、フルネームは『紅蓮の夢』にて判明した。
その後、ペールゼンの謀略によって投獄され、獄中での拷問が元で死亡する。
ウォルが先王の遺児であることを明かしてからは、臣下としての礼節を崩さなかったが、死の間際に、その胸中をウォルとリィに明かした。
フェルナン伯爵の死去で伯爵家が絶えたため、ウォルは長男にフェルナン、次男にセドリックと名付けている。フェルナン伯爵が治めていたスーシャは直轄領となり、ウォルが信頼している人物に屋敷の管理などを任せている。
『デルフィニア一の頑固者』と言われているドラ将軍が閉口するほどの頑固者だが、妙な愛嬌を持っていた人物。