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CV:坂本真綾


概要編集

機動戦士ガンダムU.C.ENGAGEのストーリーの一つ「ペッシェ・モンターニュ編」に登場する人物。

グレミー・トトがコールド・スリープから目覚めさせた謎の女性。


人物編集

白髪に赤い眼を持つ女性であり、プルシリーズの失敗作扱いされるノン・リン・レイの3人がエンゲージゼロ・インコム搭載型との模擬戦を終えた後、3人とペッシェの前にヘルメットを外してその顔を見せる。

その顔立ちはどことなくペッシェと共通しており、自分のクローンだと考えたペッシェはナナイ・ミゲルへと詰め寄るが、ナナイの口から語られた内容は、セリーヌこそがオリジナルであり、ペッシェの方がクローンであるという事実であった。顔立ちが似ているのもある種当然とも言える。

かつて、彼女はニュータイプの存在が確認される以前からニュータイプについて研究をしており、その存在と自身の理論を証明するため、ありとあらゆる実験を行った。自身のクローン生産も実験台にするための一環である。

その結果、セリーヌ自身はニュータイプ能力を獲得することができたが、度重なる自身への強化実験、おぞましい非人道的な実験、および自身のクローン達の悲惨な死に様を見続けてきたことの繰り返しにより精神を病んで人間的に壊れてしまった。ムービーパートで見られる器具の痕もこの実験によりついたものであることが容易に想像がつき、白髪と赤い眼も同様に実験の副作用・後遺症とも考えられる。ペッシェと違いノーマルスーツ以外の立ち絵がないが、これも人間性の欠落の影響だろうか。

以降はフラナガン博士の手でコールド・スリープさせられ、グレミーに封印を解かれるまで約9年もの間、長い眠りについていた。

精神的な不安定さは目覚めた後も見せており、ローレン・ナカモトに宥められる一幕もあった。


戦闘ではペッシェのエンゲージゼロ・ヨンファヴィンを『ZZ』期のニュータイプ・強化人間が見せていたオーラ(色は赤)を出しながら量産型キュベレイで圧倒する。

その後グレミー軍の襲撃の際に実用レベルにまで仕上げたノン・リン・レイを掌を返すような態度で引き取ろうとするが、拒絶される。立ちはだかるペッシェに対して銃を向け発砲する。


一度グレミーの元に戻った際はグレミーと境遇の似た者同士会話をし、再会を約束する。

再度の襲撃時は量産型キュベレイを撃墜するも、更なる力を見せるペッシェのエンゲージゼロ・ヨンファヴィンの前に敗死する。

…しかし、ペッシェは力の代償かセリーヌのような白髪になってしまった。


搭乗機編集


余談編集

小説版『1st』におけるフラナガン博士のファミリーネームは「ロム」である。

このことから、セリーヌとフラナガンの間には何かしらの関係があったと思われるが、詳細は不明。だが、廃棄処分ではなくコールド・スリープを選んだ理由の1つという可能性はある。



関連タグ編集

機動戦士ガンダムU.C.ENGAGE

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