セリーヌ(ToLOVEる)
せりーぬ
本来の姿
元はプランタス星だけに自生する超稀少種の奇怪な宇宙植物。
恐ろしい外見をした巨大な花で、大きさは二階建てのリトの自宅を超えている。
セリーヌという名前は結城美柑が付けた。外見とは裏腹におとなしい性格で、よく世話をしてくれるリトや美柑のことを慕っている。
幼女化
後に体調不良で枯れてしまったかと思いきや、突如幼女化した。
成長したはずなのに幼女となった原因は不明(植物には詳しいモモでもその原因は解明できなかった)。
Pixivで投稿されているセリーヌのイラストも主にこの幼女化した姿である。
「まうー」という言葉を喋る。幼女化の前後問わずラーメンが好物。
コーラを飲むと酔っぱらい、頭から放出した花粉を吸った者は、頭に巨大植物時代のセリーヌによく似た小さな花を咲かせ、男女問わず30分間リトのことを大好きになる(モモ曰く、セリーヌの「リトが大好き」という気持ちが伝染する)。
この花粉の効果はかなり絶大なようで普段リトをよく思っていない天条院グループの3人にすら効果があり、実妹である美柑でさえそれは例外ではない(花粉を浴びた後で表向きは理性を保っていた美柑はリトと手が触れたり体が密着しただけで激しく意識してしまい、額を合わせた際には危うく理性が崩壊しかけた)。
幼女化してからは無邪気で明るい子供になるが、それゆえ無自覚なトラブルメーカーという立ち位置が定着した。
リトの母親・林檎からは「この子は、まさかあんたの?」と最初はリトの実娘と勘違いされた。
コーラを飲んだ時の姿
また、牛の絵本を読んでからは授乳に興味を持ち、ララや春菜、ティアーユ、御門などといった女性キャラ達の乳房が露になった時には度々胸に吸い付いている。
この姿になってから初めて出かけた時に出会った古手川唯に懐いており、唯本人も絵本をあげる等、セリーヌのことを妹のように可愛がっている。
作者は以前からセリーヌが美少女になる話、満月の日は大人になる話を考案しており、『ToLOVEるダークネス』番外編にて実現化。セリーヌが満月の晩に突如大人に成長し、リト達と普通に会話が出来ていたが、一晩寝て元の姿に戻ってしまった(作者曰く、「セリーヌにはかぐや姫やどこかの植物星人のお姫様のイメージがあった」)。
また、『ダークネス』番外編以前の無印コミックス最終18巻では、成長したセリーヌの書き下ろしカットが収録されている。
アニメ版ではOVA6話以降からTVシリーズにも引き続き登場しているが、幼女化するエピソード「惑星ミストア編」がアニメ化されていないため、無印第2期「もっとToLOVEる」では第1話からいきなり特に説明もなく幼女姿で登場している(後に唯が「元々は庭の花だったのよね」と軽く触れる程度)。