お前は力と引き換えに、人である事を失ったのだ。
この俺と同じようにな!
プロフィール
年齢 | 36歳 |
---|---|
身長 | 183cm |
一人称 | 俺 |
クラス | Emperor |
使用カード | インサニティ |
テーマ曲 | 「頂」 |
好きな食べ物 | ゆで卵 |
CV | 加藤将之 |
概要
十数年前に即位したブロンキア帝国の現皇帝で、その悪政で民衆を苦しめる。
容姿は顎までの黒髪に空色の瞳、淡めの褐色肌。目つきが悪く、目元のシワがくっきりしている。黒と藍色を基本とした衣装をしており、個人紋章は藍色のバックに魔物の手に掲げられた銀の双剣。
ガルカーサが血筋によって魔竜ブロンガの力を受け継いでいるのに対し、皇帝の一族である彼は契約によってその力を得ている。
実は当時解散していた帝国の軍人に暗殺された今は亡き弟、アイクの後で皇位を受け継いだ経緯があり、ソルティエが弟から皇位を引き継いだ時、弟の死に様のせいで民に疑われ、帝国の人々の信頼を得ることが出来なかった。
しかし本当は兄弟の関係は至って良好なもので、前々帝だった二人の父親の病死を境に穏やかなアイクが保守派に望ましい後継者として祭り上げられた時に対抗もせず皇位を譲った。
人心を掌握できず、元より政治下手だと自覚していたソルティエは貴族も軍人も信用できず、民を恐怖で支配することを決め、政治をほったらかしにして重税や徴兵で民を苦しませており年々に残酷で無情な皇帝として嫌われている。
即位にアイクの幼馴染だったラピスを親衛隊長とし、彼女だけを信用しておりその補佐でなんとか皇帝をやっていけている節もある。
本人は時折ラピスに対してボケ役を受けるなど、素ではかなりのんびりした性格の愉快な人物で普段から落ち着きのある態度をしている。魔竜の力が体に合わぬせいで病弱など暴君のイメージには程遠いが、戦闘の時だけは好戦的で高飛車になる。
これらの事情の元にソルティエにとっては皇族に生まれたことで不幸しか得られておらず皇位に翻弄されている感覚を覚えており、己の暴君っぷりに反して皇位そのものには非常に無頓着。どの程度かというと、Cルートでは自分から喜んで退位して政治を別の人物に丸投げするほどに。
魔竜との契約も健康を削られるだけの結果となり、魔竜とは必ずしも不幸にするという偏見・忌避感を全面的に賛同しておりブロンガに関わったらいいことはないと頑なに信じている。
そのためAルートで自らの意思で魔竜の力を覚醒させたガルカーサにまったく歯が立たず敗れても最後まで負け惜しみの形で同類になったと嘲っている。
後ろを見ろ! 振り返れ!! そして転がる屍の山を直視して、己の決断を呪うがいい!!
魔竜を忌避する人物からはそのあまりの悪政が魔竜との契約が齎した精神的な副作用のせいではないかと想定されるが、正史ルートにおけるガルカーサの圧倒的な善政から判断するとソルティエはただ純粋に政治が不得手である。
戦闘能力
双剣を振るい、魔竜の力によって強力な力を発揮する。そのため戦場で刃を交わすとかなり高レベルである。固有クラスの特徴とは強攻撃ダメージ補正・まれに猛反撃で攻撃属性は暗黒。
魔竜の血を自然に受け継いでいないためか、使用するスキルは「ジェノサイド」ではなく敵にダメージとランダムなステータス異常を与える「インサニティ」。
Aルートにおいては「ジェノサイド」でスキルを封印でき武器相性でも優位なガルカーサと「インサニティ」と属性攻撃を無効化できるネシアのタッグでシナリオ通り特に苦労するような相手ではないだろう。
しかしCルートではどちらの天敵も頼れない上ベアトリーヌもガルカーサよりステータスが弱いので対「インサニティ」ための工夫が必要になるかもしれない。
関連イラスト
ファンからの通称は「ソル帝」「塩帝」など。